- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県鹿児島市
- 広報紙名 : かごしま市民のひろば 2025年(令和7年2月号)693号
■喜入マナビバプロジェクト つわぶき
代表 東琴乃さん
高校1年生のときに、地元の喜入に学びの場を提供する団体「喜入マナビバプロジェクト つわぶき」を設立。自習室の開設や地域を盛り上げるイベントを開催し、「地域探究プログラム」の文部科学大臣賞や「中高生探究コンテスト2023困りごと部門最優秀賞」を受賞。現在も東京の大学に通いながら団体の運営に携わる東さんに、お話を伺いました。
□喜入の地域課題を解決したい
高校の探究の授業をきっかけに、喜入のことを調べ始めました。思い切って喜入中学校の全生徒にアンケートを取ってみると「自習室が欲しい!」という声が78%もあり、「だったら自分たちで自習室を開設しよう」と、同じ思いを持った仲間と「喜入マナビバプロジェクト つわぶき」を設立しました。
□中高生が自ら考えながら活動しています
メンバーの中高生のアイデアで、自習室は1人で黙々と勉強できる部屋と、友達同士で学び合える部屋に分けています。不定期に開催するイベントも、企画から運営まで全て中高生が担当しています。
□将来もっと故郷に貢献することが、私の夢です!
喜入に帰ってくると、「最近頑張ってるね!」と地域の方が声を掛けてくださり、鹿児島の人は本当に温かいと感じます。これからも中高生が積極的にチャレンジできる環境を守りながら、大学でいろいろなことを学んで、経験して、将来、必ず鹿児島に帰ってきて地元に貢献したいと思います。