くらし まちの話題 Zoom Up IBUSUKI(1)

■指宿ライオンズクラブが鉛筆を贈呈 好きなことに使ってね
指宿ライオンズクラブから小学1年生への名前入り鉛筆贈呈式が6月13日に指宿庁舎で行われました。同団体が毎年行っている取り組みで今年で27年目。市内の小学1年生251人分の名前がひらがなで刻印された鉛筆が市校長会の狩集雅人(かりあつまりまさと)会長(指宿小)に手渡されました。澁谷龍一(しぶやりゅういち)会長は「名前入り鉛筆で自由に自分が好きなことを楽しんでもらえたら。これからも地域のための取り組みを続けていきたい」と話しました。

■春の叙勲を受章 地域への尽力が評価
令和7年春の叙勲を福岡昭子(ふくおかしょうこ)(小川中)さんが受章し6月17日に市長へ報告しました。福岡さんは昭和53年から生見保育園で保育士として仕事を始め、昭和57年からたいせい保育園で主任保育士として勤務。以来、約50年間にわたり市の児童福祉に貢献してきました。福岡さんは「受章の知らせを聞いて驚いた。これも子どもたち・保護者・地域の皆さんのおかげ。これからも指宿の子どもたちの成長を手助けしたい」と話しました。

■指宿鰹節で食育授業 日本一の特産品を学ぼう
指宿鰹節について学ぶ食育授業が6月24日に指宿小学校で行われました。指宿の特産品であるかつお節の周知と地元での消費拡大などを目的に指宿鰹節協会が企画。3年生44人がかつお節に関する歴史や製造工程を学んだ後、かつお節削り体験を行い、削りたてのかつお節を茶節にして試食しました。西牟田晏由(にしむたあゆ)さん(垂門)は「かつお節は好きで家でもよく食べるが茶節は初めて飲んだ。自分で削ったかつお節はとてもおいしかった」と話しました。

■山川小児童がヒラメを放流 大きく育ってね
山川小学校の5年生が6月27日に山川漁港外港一本松海岸でヒラメの放流を行いました。地域の水産業の特色を学び関心を深めてもらおうと山川町漁業協同組合青年部が企画。児童43人が3800匹のヒラメの稚魚を放流しました。放流後は漁港に水揚げされたカツオなどを保管する冷凍冷蔵施設でマイナス50度の世界も体験しました。馬場穂尚(ばばほたか)さん(森松西)は「触ったらぬるぬるしていた。大きく育って帰ってきてほしい」と話しました。

■韓国の子どもとサッカーで国際交流 日韓友好の架け橋に
レトロピカル指宿カップU-11サッカー大会の交流イベントが6月27日にいぶすきフットボールパークで行われました。翌日の大会を前に両国の子どもたちに親睦を深めてもらおうと行われたもの。韓国チームが日本のドリブル練習法を体験したあと、指宿のサッカーチームAVANT.FC(アバンテエフシー)と練習試合を行うなどサッカーを通じて交流しました。丹波小6年石田豪(いしだごう)さん(潟口)は「韓国チームは動きが速かった。話もできて良い経験になった」と話しました。

■第17回指宿市福祉スポーツ大会 いつまでも元気にスポーツを
第17回指宿市福祉スポーツ大会が6月28日、鹿児島水処理スポーツドームで行われました。スポーツを通じて交流を深め、明るく、元気にこれからも過ごしてもらおうと行われたもの。市内の高齢者クラブや福祉関係者が参加し、風船割りや玉入れなど10種目の競技で競い合いました。参加した人は「たくさんの人と知り合いになることができて良かった。スポーツをするのも久しぶりでとても楽しく、こういう大会があると楽しみができてありがたい」と話しました。

■市消防団規律訓練 団員の士気向上に努める
市消防団規律訓練が6月29日に開聞総合グラウンドで行われました。団結力や協調性を高め、規律を守る心を養うことが目的。23分団約500人が参加し、基本の姿勢や方向変換、行進の動作の正確性などを競い合いました。優勝した成川分団の山口拓也(やまぐちたくや)分団長は「5月中旬ごろから仕事終わりなどに毎週集まって練習してきたので優勝できてうれしい。迅速な行動を普段の消防団活動でも生かしたい」と話しました。