くらし 持続可能な地域づくり

◆男女共同参画社会の実現に向けて
鹿児島県では子どもの頃からの男女共同参画の理解促進や、多様な選択を可能にするための教育現場における取組として、「子どもたちの男女共同参画学びの広場推進事業」を実施しています。
今年度は7月3日(木)に現和小学校にて児童・保護者を対象としたワークショップと教職員向けのセミナーが開催されました。
参加者は、ワークショップコーディネーターの髙﨑恵さん(通称:めぐさん)からの「しゃべらない」「のぞかない」という2つのルールのもと簡単な絵を描き、グループ分けのゲームを経て「絵を描いている時の気持ち」や「絵を見せ合った感想」について話し合いました。自分の意見も他者の意見も尊重できる話し合いのスキルとしての「I(わたし)メッセージ」について説明を受けた後の話し合いは、同じ指示を受けて描いた絵なのにみんな違うことに気付き、違いを認めたうえで意見をまとめあげていくスキルを学ぶことができました。
また、鹿児島県は7月25日から7月31日を「男女共同参画週間」としており、本市においても、より多くの市民の皆様と男女共同参画・ジェンダー平等について共に考える機会を設けるため、本週間に併せて次のとおり啓発ポスター展示を行います。是非ご覧ください。
≪市役所1階おきがる~む前≫7月25日(金)~7月31日(木)

◆空き家を地域と共に活かす
西之表市では、空き家の利活用を通じた地域の活性化を目的に、「空き家再生ワークショップ」を実施しています。この事業は、コミュニティ大工である加藤潤氏を講師に迎え、参加者が住宅構造や補修技術など空き家の知識と技術を実践の中で身につけるワークショップです。
この事業は「コミュニティ大工育成事業」として、中種子・南種子町でも取り組まれており、西之表市だけでなく、空き家再生は島全体に広がりつつあります。今後は、今まで以上に「空き家をどう活かすか」という視点から、交流拠点や仕事・住まいといった新たなかたちが広がっていくことが期待されます。なお、本市では令和6年度から空き家対策に特化した協力隊を配置し、空き家活用や簡単なDIY支援などのご相談も受け付けていますので、お気軽に地域支援課までご連絡ください。

■空き家調査のご協力のお願い
市では、市内にある空き家の現状把握を行うため、空き家調査(現地調査)を行っています。
身分証明書を携帯した市職員、地域おこし協力隊、集落支援員が目視による空き家の状態確認を行いますので、ご理解とご協力をお願いします。

問合せ先:市役所地域支援課
【電話】22-1111 内線214