- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県垂水市
- 広報紙名 : 広報たるみず 令和7年12月号
■たるみず大使
俳優 池田倫太朗(りんたろう)
▽Profile
本市出身で、文学座所属の俳優。舞台・ドラマ・映画等で活躍中。2018年の大河ドラマ『西郷どん』で市来正之丞役を演じる。
【01】始めに
今年12月21日、たるみず大使事業の一環として垂水市文化会館で「映画SENSEKI」の特別上映会を開催いたします。そこで、本ページでは、同映画に関する情報等をご紹介します。
また、同映画では、たるみず大使である池田倫太朗さんが出演しています。池田大使の詳しい紹介については、広報たるみず11月号をご覧ください。
【02】「映画SENSEKI」とは
この作品は、文学座の俳優、故・渡辺徹(とおる)さんが、長年にわたり構想を温め、郷土である茨城県古河市への深い愛情のもと作られた映画で、江戸後期に古河藩の家老を務めた「鷹見泉石(たかみせんせき)(1785~1858年)」の晩年を描く映画です。
▽ストーリー
激動の時代、古河から日本の未来を見つめた一人の叡智(えいち)。幕府の重役を担い、藩の家老を務めた鷹見泉石は、静かな暮らしのなかで何を見つめ、最期に何を残そうとしたのか。鷹見泉石の「日常」と「食」にスポットを強くあてながら、一人の人間として死と向き合う日々のルーティン、そして記憶を彷徨う時間と後世に残すべきことへの使命感を、止めることのできない時代の畝(うね)りとともに美しい音楽とノーCGの世界観で描いていく。
【03】「鷹見泉石」とは
古河藩の家老として、藩主土井利位(としつら)に仕えた古河藩士。藩主利位が、大阪城代であった折りに「大塩平八郎の乱」で鎮圧にあたる。優れた蘭学者でもあり、利位の『雪華図説(せっかずせつ)』の刊行を助け、日本初の『新訳和蘭国全図』を出版。傍ら、学者・文化人と広く交わり、オランダ商館長よりヤン・ヘンドリック・ダップルの蘭名を贈られた。渡辺崋山筆(かざんひつ)が描いた鷹見泉石の肖像画は、国宝に指定されている。
【04】特別上映会の案内 〔チケット販売中〕
開催日:令和7年12月21日(日)
スケジュール時間(予定):
(1)上映 13:00~14:45
(2)舞台挨拶 14:45~15:00
会場:垂水市文化会館
入場料:一律1,500円
チケット販売:垂水市文化会館、垂水市市民館、本庁2階秘書室、新城・牛根支所

問合せ:企画政策課秘書広報係
【電話】内線221
