子育て GIGAスクール通信vol.47

本市の全小・中学校で、文部科学省指定による研究開発学校「情報活用能力の育成」のカリキュラムの研究が新たに始まり、垂水市のGIGAスクール構想は、次のステージに入りました。ここでは、市民の皆様に、その取組の様子を紹介することで、本市の教育活動に、より親しみをもっていただければと思います。

■受け身のルール順守から主体的な活用へ
「スマホはトラブルが怖いから、できるだけ遠ざけたい」以前は、それが子どもを守るための正解だと考えられてきました。しかし、今ではデジタルツールが私たちの生活、そして仕事においても欠かせないものとなりました。こうした時代の変化を受け、現在、市内の小・中学校では情報端末の使用を「禁止」や「制限」で縛るのではなく、情報社会で主体的に生きるために、情報技術を適切に活用し、問題解決や自分の考えを形成するために必要な力(情報活用能力)を育てる学習に取り組んでいます。授業では一歩踏み込み、子どもたちが自ら「自分や相手のことを考え、どう使えばいいか」について、議論することを大切するなど、主体的な活用へと転換しています。
本市では、令和3年3月に「たるみずスマホ・タブレット・ゲーム機等の家庭で守ろう7つのルール」を垂水市PTA連合会(市P連)が作成・配布をしていますが、今年度内容等を見直し、そのルールの中の1つに「我が家のルール」を設ける予定です。子どもたちが情報端末等を適切に使用するために、「うちはこれを家族で守りたいね」といった親子の会話をより深めるなど、「我が家のルール」を決めていく過程を大切にしていただきたいと考えています。

各小・中学校の取組を紹介
■タブレット端末を活用し、個に応じた学びを支える(垂水中央中学校)
垂水中央中学校では、本年度から県指定の「『学習者主体の授業』実現プロジェクト」に取り組み、生徒が自ら学びを調整し、仲間と協働したり、タブレット端末を活用して調べたりする授業の在り方を模索しています。
右(本紙参照)の写真は12月8日に行われた垂水中央中学校区の研究公開の様子です。本取組を通して、生徒が授業で学ぶことを自分のこととして捉え、自ら目標を立て、計画的に粘り強く課題に向き合う姿が見られるようになりました。こうしたタブレット端末を効果的に活用し、個に応じた学びを支える授業は、県内でも高く評価され、今年度、「鹿児島県優秀教職員表彰(教職員組織)」を受賞しました。この「学習者主体の授業」と来年度から始まる授業「情報の時間」の充実を図り、今後も魅力ある授業、そして学校づくりに取り組んでいきます。