- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県薩摩川内市
- 広報紙名 : 広報薩摩川内 第508号 12月通常版
■今、大きく変化している子どもたちの学び方
本市では、子どもたちが自分で考えたり、友達と話し合ったり、振り返ったりしながら、学びを深める「学習者主体の授業」づくりに取り組んでいます。
これは、教師が教えるだけでなく、子どもたち自身が「どうしてだろう」と問いを見つけ、「どうすればうまくいくかな」と先を見通しながら、何度も試し、工夫しながら答えを探します。友達と話し合い、力を合わせることで、一人ではできないことにも挑戦します。そして、学んだことを振り返り、「次はこうしてみよう」と自分の成長につなげていく取り組みです。
全ての小・中・義務教育学校で、子どもたちが「分かった」「できた」と感じられるような、楽しくてやりがいのある授業を目指していきます。そして、子どもたちも教師も笑顔になれるような、魅力ある授業づくりを進めていきます。
■子どもたちの学びがもっと深まる家庭学習マイゴールチャレンジ
「学習者主体の授業」を進めるためには、学校での学びと家庭での学びがつながっていることが大事です。
家庭での勉強も、宿題だけでなく、自主的に「こんなことをやってみたい」「こういうふうに進めよう」と考えて取り組むことが、これから求められる力を伸ばすことにつながります。
○家庭学習
授業で分からなかった問題が得意になるように、もう一度取り組もう。
○学習者主体の授業
授業で○○について疑問に思ったよ。家でもう少し詳しく調べたいな。
県では、「家庭学習マイゴールチャレンジ」として、学校と家庭が協力して、子どもたちが目標に向かって楽しく学べるような取り組みを始めています。自分なりの目標を決めて、楽しみながら取り組んでいます。
◆子どもたちの取り組みを紹介!
○峰山小学校4年生
苦手分野を克服するために取り組んだ家庭学習ノート
○鹿島小学校1年生
数の学習を生かして作成した絵本
○平成中学校2年生
授業内容を確認するために取り組んでいるタブレット学習
■全国学力・学習状況調査
調査時期:令和7年4月
対象:小学校6年生、中学校3年生(義務教育学校6年生、9年生含む)
この調査は、全国の子どもたちの学力や学習状況を把握・分析するとともに、成果と課題を明らかにし、改善につなげるためのものです。
今年度から中学校理科の調査が、初めてCBT方式(コンピュータを活用した調査方式)で行われました。
○令和7年度全国学力・学習状況調査の平均正答率(%)

◆調査の結果と課題
小・中・義務教育学校ともに、全教科で全国の平均正答率を下回る結果となりました。
小学校では、複数の情報から状況に応じて必要な数量を見つけ出し、学んだことを生かしながら、状況に合わせて、知識を活用することに課題が見られました。
中学校では、国語・数学ともに記述式の問題に課題が見られ、最後まで粘り強く問題に取り組む意欲が低い状況にあります。調査では、知識を身に付けるだけでは解くことができない問題が出題されています。学んだことを生かしながら、状況に合わせて、知識を活用する力が大切になってきています。
今年度の問題については、ニ次元コードからご覧ください。本市で正答率を特に下回った算数・数学の問題は、小学校算数の4(2)と中学校数学の3でした。
※二次元コードは本紙をご覧ください。
◆日常生活に関する調査結果
この調査では、生活習慣や学習習慣、学習に関する興味・関心や授業の理解度などについての調査も行われました。
○全国や県と比べ、特に上回った項目
学校に行くのは楽しいですか

※当てはまる、どちらかといえば当てはまるの合計
「学校に行くのが楽しい」と答えている子どもたちがとても多いことが分かります。
今後はさらに学力向上に取り組んでいきます。
○課題が見られた項目
朝食を毎日食べていますか

※朝食を毎日食べている子どもたちの数値
約2割の子どもたちが朝食を毎日食べていないことが分かります。
朝食を食べないと生活習慣の乱れ、授業中の集中力や学習意欲の低下につながります。
調査の結果、本市の子どもたちの中で、「読書が好き」と答えたのは約3割でした。そして、「読書が好き」と答えた子どもたちは、学力の高い傾向があることも分かりました。
○「読書が好きか」の質問に対する各教科の正答率(%)

本市では、今年度、子どもたちの読解力を高めることに力を入れています。
読書は、語彙力や読解力を育てる大切な習慣です。家庭でも、親子で読書をするなど、子どもたちが本に親しむ時間を大切にしましょう。
問合先:本庁学校教育課指導G
【電話】内線5313
