文化 International HIOKI 国際交流だより

●ありがとう、恋しい日置市!
日置市の皆さん、アッサラーム・アライクム!落葉が風に舞う季節となりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
実は今月の広報ひおきのコラムが、私にとって最後の「国際交流員」としての記事になります。令和5年8月から約2年2カ月、このまちで皆さんと共に歩んできた日々を振り返ると、胸がいっぱいになります。
この間、合計100件以上の小中学校での授業や生徒たちとの交流、地域の行事を通してマレーシアの文化を紹介したり、逆に日本の文化を学んだりと、本当に多くの経験をさせていただきました。特に印象に残っているのは、子どもたちの元気な笑顔や、行事で出会った市民の皆さんの温かさです。慣れない私にいつも優しく声をかけてくださったことが、とても励みになりました!
また、学校や地域の行事、夏祭りや吹上秋祭り、妙円寺詣りなど、日置ならではの伝統行事に参加できたことは、私の人生において大変貴重な思い出です。文化や言葉は違っても、心と心のつながりがあれば、お互いを理解し合えるのだと改めて感じました。
日置での時間は、私にとって「第二のふるさと」を見つけたような宝物になりました。これからも皆さんが国内外の人々と出会い、国際交流の輪をさらに広げていってくださることを願っています。
今後は、私の母校でもある山梨大学に転勤し、「グリーン水素」という新たな研究プロジェクトに携わらせていただきます。家族と共に、山梨県甲府市へ羽ばたいていきますが、日置市でいただいた皆さんとのご縁を大切にしながら頑張っていきたいと思います。
最後に、2年2カ月間、本当にありがとうございました!さようならとは言わずに、また必ず日置を訪れ、皆さんに再会できる日を楽しみにしています。そして、ぜひ甲府市にも遊びに来てください!
日置市国際交流員
ユザイリ・ビン・アブドゥル・ラヒーム
令和7年9月30日

TERIMA KASIH and JUMPA LAGI!
(テリマ・カセ and ジュンパ・ラギ)
[ありがとう、また会いましょう]