子育て あなたの電話1本で救われる子どもがいます

11月は「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」期間です。虐待は子育ての不安や夫婦の不仲、地域からの孤立などさまざまなことが原因で引き起こされます。
子どもを殴る、蹴るといった「身体的虐待」だけでなく、子どもを無視するなどの「心理的虐待」、食事を与えないなどの「ネグレクト(育児放棄)」、わいせつな行為をするなどの「性的虐待」と種類もさまざまです。最近では、子どもの前で配偶者や家族に暴力をふるう「面前DV」も増えています。

■おかしいなと思ったら
虐待の早期発見が子どもの命と心を守ることにつながります。そのためには、地域ぐるみの見守りが必要です。
夜遅くまで1人で家の外にいる、いつも子どもの泣き叫ぶ声や保護者の怒鳴り声がするなど、虐待を受けていると思われる子どもを見つけたときは、ためらわず児童相談所や市に連絡してください。

■子どもを虐待から守るための5カ条
1.「おかしい」と感じたら迷わず連絡
2.「しつけのつもり」は言い訳
3.一人で抱え込まない
4.親の立場より子どもの立場
5.虐待はあなたの周りでも起こり得る

問合せ:
児童相談所全国共通ダイヤル【電話】189
こども・くらし相談センター【電話】64-0881