- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県霧島市
- 広報紙名 : 広報きりしま 2025年11月号お知らせ版
水道管の防寒対策をして、凍結による破裂などを未然に防ぎましょう。
寒さが厳しくなる12月から2月は、水道管内の水が凍結、膨張し破裂しやすくなります。
平成28年の寒波では、業者に3千件を越える水道管などの修繕依頼がありました。
水道管が凍結、破裂すると、日常生活が不便になるばかりでなく、修繕費などが負担になります。
特に凍結しやすいのは、屋外にむき出しだったり、日が当たらなかったりする水道管です。寒くなる前に対策し、凍結を防ぎましょう。
■凍結を防ぐには
・厚手の布や、ホームセンターなどで買える水道管用の保温材などを活用しましょう。水道管に巻き付けて布テープなどで縛り、直接外気に触れないようにしてください(本紙写真(1)~(3))。
・長期間家を空ける場合や特に冷え込む夜間には、水道管の水が滞り凍結の危険性が高まるので、水道管内の水を抜くことが有効です。止水栓を閉め(本紙写真(4))、一度蛇口を開けて管内の水を排出した後、蛇口を閉めます。ほとんどの止水栓は手で開閉できますが、ホームセンターなどで買える専門用具が必要な場合があります。事前に止水栓の場所や型を確認しておきましょう。
・給湯器の場合、本体の給水用バルブを閉め、水抜き栓を開けて中の水を抜きます。分からないときは、使用機器の取扱説明書を確認しましょう。
■水道管が凍ってしまったら
溶けるのを待つか、凍った部分にタオルなどをかぶせて、ゆっくりとぬるま湯をかけてください。急に熱いお湯をかけると、水道管や蛇口が破裂することがあります。
溶けたときに蛇口が開いたままだと、一気に水が流れ出るので、蛇口は必ず閉めておきましょう。
■水道管が破裂してしまったら
止水栓を閉め、水を止めましょう。止水栓が見つからない場合は、布テープなどでいったん穴をふさぎ、市指定の水道業者に修理を依頼しましょう。
訪問した事業者が、漏水以外の工事を勧めることがあります。本当に必要な修理なのか確認して契約しましょう。
市指定の水道業者など詳細は、問い合わせるか市ホームページをご覧ください。
※詳細は本紙をご覧ください
問合せ:上下水道部お客様センター
【電話】42-3500
