- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県志布志市
- 広報紙名 : 市報しぶし 2025年5月号
■突然やってくる 地震や津波
―あなたはどこへ避難しますか―
令和6年4月8日10時25分、大隅半島東方沖で発生した地震により、志布志市は震度3、近隣自治体では震度5弱を観測しました。
また、令和6年8月8日16時42分、日向灘沖で発生した地震により、宮崎県では最大震度6弱、本市も大きな揺れを観測し、がけ崩れが発生するなどの被害がありました。この地震では、本市沿岸部においても津波注意報が発表され、気象庁は、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を初めて発表しました。
いつ襲いかかってくるか分からないのが自然災害です。突如やってくる災害には、平時からの備えが重要です。
「少しでも高いところへ避難を」、坂道を懸命に駆けあがる子どもたち。
上の写真(本紙PDF版6ページ参照)は、4月24日(しぶしの日)に行われた通山小学校による高台避難訓練の様子です。
通山小学校の標高は5.5m。南海トラフ地震が発生した場合、津波による浸水被害が想定される地域に位置しています。
通山小学校では、高台避難訓練を継続的に実施しており、今年は年3回の実施を計画しています。
避難の最中、坂の途中には標高27.5mの記載があり、坂を登り切った避難地点は標高約40m。地域住民も参加し、約800m先の高台の避難場所まで全校児童とともに約10分で避難を完了しました。
▽地震・津波発生時あなたはどこにいますか?
地震や津波が発生した際、あなたは自宅や学校、職場にいるとは限りません。商業施設や医療機関、はたまた出張で市外県外、初めて訪れた地域にいる可能性もあります。
「普段の避難場所を確認しておらず、どこに避難してよいか分からない」
「普段の避難場所は分かっていたが、今いる場所の最寄りの避難場所が分からない」
このような場合でも、ご自身のスマートフォンで、すぐに最寄りの避難所状況を確認することができるツールが「災救マップ」です。
このページと次のページでは、「災救マップでできること」を紹介します。
その後、災救マップをスマートフォンのホーム画面に追加する方法について掲載しています。
問い合わせ先:志布志庁舎 総務課 危機管理グループ
【電話】472‒1111(内線409)