文化 地域探訪

■30 鶴田ダム慰霊碑
鶴田ダムは、川内川における河川総合開発事業の一環として、川内川の治水と水力発電を目的として昭和34年より着手され、昭和41年には高さ117.5m、堤長450mの重力式コンクリートダムが完成しました。このダムの建設工事で7人、第一発電所工事で2人、計9人の殉職者が出ました。その霊を弔うため、鶴田ダムの左岸には国土交通省(旧建設省)が慰霊碑を建立しています。前面には短歌雑誌「にしき江」主幹の鶴田正義氏による短歌が刻まれており裏面には殉職者の氏名と出身地が刻まれました。また、第2発電所建設中の落石事故による殉職者の慰霊碑が第2発電所の大野地区側に電源開発株式会社によって建立されています。

『鶴田ダム慰霊碑のマップ』は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。