講座 特定地域づくり事業協同組合制度に関する勉強会を開催します

「特定地域づくり事業協同組合制度」は、地域全体で複数の仕事を組み合わせ、安心して働ける通年雇用を生み出す仕組みのことです。雇用する側にとっては繁忙期の人手不足を解消し、働く側にとっては季節ごとに仕事を変える多様な働き方ができることから、互いのミスマッチを防ぎ移住へのハードルを下げることも期待されています。

●制度の概要
(1)町内の事業者4人(法人・個人)以上で事業協同組合を設立する。
(2)事業協同組合で職員の無期雇用を行う。
(3)組合員の要請に応じて職員を派遣する。

■特定地域づくり事業協同組合運営イメージ
▽仕事の組み合わせ例
[1]
4月…農業
5~10月…飲食業
11~3月…酒造業

[2]
2~4月…水産業
5、7~9月…宿泊業
6、10~1月…食品加工業

[3]
AM…介護事業orこども園
PM…小売業

人手不足解消や雇用機会の創出、移住定住促進に向けた特定地域づくり事業協同組合制度に興味を持つ事業者はぜひご参加ください。

■勉強会日程
日時:8月27日(水)18時~20時
場所:南大隅町役場 本庁3階大会議室
対象者は南大隅町内で法人・個人問わず事業を行っている方(個人経営の農家も対象)です。ただし、法人格を有しない任意の組織や団体、グループは対象外となります。
※勉強会への参加申し込みは不要です。直接会場にお越しください。

■期待される効果
過疎地域など人口減少が進む地域の担い手確保対策として制度化した事業です。地域の事業者が組合員となって事業協同組合を設立。事業協同組合が年間を通して職員を雇用し、地域の季節的ニーズのある仕事を組み合わせて職員を派遣する仕組みです。組合員は人手が必要な時期に職員を派遣してもらい人手不足を解消。働く側の職員は、地方移住のイメージを現実的なものにして、自分に合っている仕事かどうか見極めることでミスマッチを防ぐなど、チャレンジしやすい環境整備が期待されます。

問い合わせ先:役場 企画観光課
【電話】24-3113