健康 教育委員会コラムVol.19

■教育長室の窓から
脳の不思議さ

ご存知のように、脳は「脳幹」「⼩脳」「⼤脳」からなり、あらゆる臓器や筋⾁への司令を出したり逆に情報を受け取って処理したり、⼈間の体全体を統括する司令塔のような存在と⾔われています。
私ごとで恐縮ですが、10年以上前に脳ドックで⼩さな脳動脈瘤が⾒つかりました。⼤きな瘤ではありませんでしたが脳ということで不安になり⼿術をしたことを思い出します。
ところで、脳の中でも⼈間の知的活動の中⼼となる⼤脳について取り上げます。⼤脳の表⾯はシワの多い⼤脳⽪質で覆われており、思考や⾔語、記憶、意思決定などを⾏います。⼤脳は、左右の半球(右脳・左脳)に分かれており、それぞれの半球は脳内の太い神経線維の束(脳梁)によってつながっており、情報をやり取りしています。脳の神経経路の多くは左右で交差しているため、左脳からの司令は主に体の右半⾝に伝わり、右脳からの司令は左半⾝に伝わります。⼀般には、左脳は⾔語や計算など論理的・分析的な処理、右脳は空間認識や⾳楽・イメージなど直感的・創造的な処理を担う傾向があるとのことです。ただ、左右の脳は常に協⼒して働いており、⼀⽅の脳だけを主に使うようなことはなく、最新の研究でも、⼈は誰でも右脳と左脳をバランスよく使っていることが⽰されているとのことです。
創造的な仕事でも論理的な判断でも、右脳と左脳はお互い情報をやり取りしながらチームとして機能しています。脳の働きを知り、教育活動を進めることは学校教育にも必要なことです。

■教育長のちょっといい話
感動 共鳴 ⼀瞬の奇跡 永遠の⻘春

「先⽣⽅、頑張ったと思います」「まあまあ良かったです」

過⽇、国⾒中学校の⽂化祭に⾏ってきました。この感想は、全教職員(校⻑から主事さんまで)でのダンスに対する⼦どもたちのものです。私の経験からして、楽器の演奏や歌はあっても、教職員がダンスを披露するのを⾒たのは初めてでした。
また、⼦どもたちの学習成果の展⽰コーナーでは、⾃分の作品を保護者に説明する⼦どもたちの姿、祖⽗⺟と⼀緒に鑑賞する姿などもあり、⼦どもたち、教職員、保護者が⼀体となり作り上げた⽂化祭だと実感しました。
さらに、「⽇程⾻組」という展⽰があったので、近づいてみると、何と、「本番までのロードマップを⿂の⾻で表したもの」でした。2ケ⽉前の「ポスター作成」(⽂化センターにも掲⽰してありました。)会場準備採⼨、道具⼀覧表作成に始まり、1ケ⽉半前には、⾃主参加オーディションの実施、合唱練習など、1ケ⽉前には、⾳響計画、案内状印刷など、本番2⽇前のリハーサル、会場設営など、そして本番当⽇の、⽂化祭当⽇運営、クロージング実施など、その綿密さに驚きと感動を覚えました。
「感動 共鳴 ⼀瞬の奇跡 永遠の⻘春」のスローガンのもとに作り上げられた⽂化祭、秋の素敵な⼀⽇を私も共有することができ感謝するばかりでした。