子育て 楠隼中学校・高校だより

■全国から生徒が集う全寮制中高一貫教育校
◇[中学校]学校行事が目白押しの2学期がスタート!

8月21日、2学期がスタートしました。夏休み期間中には、特に九州地方を中心とする各地の豪雨災害が報道されたり、また、2学期が始まってからも台風の接近があったりと、自然災害による様々な影響が心配されましたが、本校においては特に大きな被害もなく無事に2学期がスタートできたことに安心すると同時に嬉しく思います。学校や寮内に再び楠隼生の声が響き渡り、活気が戻りました。
そのような中、9月上旬までに、中学校1年生から3年生において、それぞれの学年行事が行われました。
まず、1年生は9月12日に「ディスカバリー大隅」が行われました。これは、毎年中学1年生を対象に実施されている行事で、大隅の歴史や自然を学ぶ機会として、塚崎の大楠、古墳群、鹿屋航空基地史料館、内之浦宇宙空間観測所を巡りました。担当の方から丁寧な説明をしていただき、大隅について学びを深める機会となりました。
中学2年生・3年生は、9月5日にそれぞれ「ディスカバリー鹿児島」、「テーブルマナー講座」が行われました。
「ディスカバリー鹿児島」は、中学2年生を対象に、鹿児島県の風土や文化、産業を学ぶことを通して鹿児島について理解し、良さを知ることを主な目的に実施されました。まずは桜島フェリーに乗船し、鹿児島市の黎明館に向かいました。学芸員の方の丁寧な説明を聞きながら、鹿児島の歴史や文化について学びを深める機会となりました。そのあとは黎明館周辺の自主研修を行いました。限られた時間でしたが、照國神社や西郷隆盛像など、各班思い思いの場所を巡ることができたようです。最後は、湯之平展望所へ行き、桜島の偉大さを肌で感じました。
「テーブルマナー講座」は、中学3年生を対象に、団体行動を通して集団の規律を守ることの大切さ、公衆道徳、ホテルやフォーマルな場での正しい立ち居振る舞いなどを身につけることを目的とし、今年度初めて実施されました。城山ホテル鹿児島では、スタッフの方から「なぜテーブルマナーを身につけるのか」といったご講話をいただき、学んだことを生かしながら、実際に洋食をいただきました。少しぎこちないながらも、ナイフとフォークを使って料理をいただくのは、とても貴重な経験となりました。今後行われる、海外企業連携研修でも今回学んだことを実践してほしいと思います。