- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県肝付町
- 広報紙名 : 広報きもつき 2025年11月号
今月のテーマ:ACPって何?
肝付町⽴病院ではACPに取り組んでいます。ACPとはアドバンス・ケア・プランニングの略で、⼈⽣会議とも呼ばれています。将来、命に関わる⼤きな病気やけがをした時に備えて、⾃分が“どう⽣きたいか、どう過ごしたいか”、どのような医療やケアを望むかについて、本⼈の意向をかなえるために、本⼈が信頼できる⼈たちや医療ケアチームと事前に話合い、共有するプロセスを指します。⼤切なのは意思を⽰すことではなく意志決定までの話合いやプロセスです。
⼀般的に⼈は⾃分の寿命を⻑めに⾒積もる傾向にあり、⾃らが死を迎えるということを意外と想定していないと⾔われています。命の危機が迫った状態になると約70%の⽅が、これからの医療やケアについて⾃分で決めたり⼈に伝えたりすることができなくなるとも⾔われています。もしも⾃分がそのような状況になったときに、誰がどのようにしてあなたのことを決めるのでしょうか?そしてそれはあなたが望むものなのでしょうか?家族など⾃分の信頼できる⼈たちが、この⼈だったら多分こう考えるだろうとその⼈の気持ちを想像しながら治療・ケアについて話合いをすることになります。その時、⾃分の信頼できる⼈たちが、⾃分⾃⾝の価値観や気持ちをよく知っていてくれることが、重要な助けとなります。⾃分が⼤切にしてきたこと、これから⼤切にしたいこと、して欲しいこと、して欲しくないことなど⼤切な⼈たちと希望を語り合いましょう。
⼈⽣会議という愛称は、厚⽣労働省が2018年8⽉から9⽉にかけて公募し、1037件の応募の中から選定されました。「縁起でも無いことと避けずに、医療従事者とだけでなく、⾷卓の場など⾝近な場⾯で話し合えるようになって欲しい」という想いが込められています。⼜、「いい看取り」の語呂合わせから11⽉30⽇が⼈⽣会議の⽇と定められています。死は誰にでもいつか訪れるもの、⾃分の意志を⾔葉にできるうちに、何をしたいか、どういう治療をどのくらい希望するかなど家族や⼤切な⼈たちと話し合っておくことはとても重要なことです。11⽉30⽇の⼈⽣会議の⽇を⼀つのきっかけにしてみてはいかがでしょうか。肝付町⽴病院のACPシートを⾒てみたい、話を聞いてみたいと思われましたら是⾮ご連絡ください。
⽂:肝付町⽴病院 看護部(病棟)
お問い合わせ先:肝付町立病院
【電話】0994-67-2721
