- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県中種子町
- 広報紙名 : 広報なかたね 令和7年(2025)9月号
■~暑さに負けないようにバランスのとれた食生活を~
最近の頻繁に発生する地震や、まだまだ台風到来が予測されるこの時期、電気や水道、ガスなどが止まることで、自由に食事を摂ることができなくなる可能性があります。残暑厳しい時期のため、しっかりと食事は摂って健康や体力は維持していかなければなりません。
今回は、備蓄すべき物品と災害時に各家庭でもできるポリ袋クッキングについて紹介します。
◆備蓄しておくと良いもの
○最低3日分(できれば1週間分)の食料と水、肉・魚・野菜などの缶詰、災害備蓄用パン、アルファ化米、レトルト食品、乾物、飴、チョコレート、野菜ジュース、LL牛乳、乳幼児がいる家庭は粉ミルク、持病がある場合は常備薬など
○炊き出しに使用できるもの
カセットコンロ・ガスボンベ、七輪(バーベキューコンロ)、キッチン用ハサミ、紙コップ、紙皿、割り箸、加熱可能ポリ袋(半透明・厚み0.01mm以上・耐熱温度120℃以上がオススメ)
◆ポリ袋クッキング
※1袋の目安は1~2人分です。
○ごはん・おかゆ
≪材料≫
ごはん:無洗米 1/2カップ(75g)
水 1/2カップ(100ml)
全がゆ:無洗米 1/4カップ(40g)
水 1カップ(200ml)
≪作り方≫
(1)ポリ袋に材料を全て入れ、ポリ袋の空気をしっかり抜きながら口を結び、30分吸水させる。
(2)鍋に湯を沸かし、沸騰したら(1)を入れ、30分加熱する。
(3)火を止めて15~20分蒸らす。
※水は、トマトジュースや野菜ジュースにすることで、ケチャップライス風になります。
※焼き鳥缶、ツナ缶と醤油などを加えると、炊き込みごはんになります。
○焼きそば
≪材料≫
焼きそば(蒸し麺)・付属ソース 1人前
カット野菜 1/2袋
ベーコン 2枚
≪作り方≫
(1)ポリ袋に材料を全て入れ、ベーコンは袋の上から手でちぎり、麺はほぐすようにソースとなじませる。
(2)沸騰した鍋の中に入れ、20分加熱する。
○野菜ジュースカレー
≪材料≫
野菜ジュース缶 160mℓ(水の場合は120ミリリットル)
魚肉ソーセージやツナ 30g
玉ねぎ 50g
じゃがいも 50g
にんじん 20g
カレールウ 20g程度
≪作り方≫
(1)玉ねぎ・じゃがいも・にんじんは、煮えやすいように薄く切る。ルウは刻んでおく。
(2)袋に、(1)と野菜ジュースを入れ、よく混ぜる。
(3)袋の空気をしっかり抜いて、口をしっかり結び、沸騰した鍋に入れ15分加熱する。
(4)一度袋を取り出してよく混ぜ、さらに15分加熱する。