- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県うるま市
- 広報紙名 : 広報うるま 令和7年11月1日号
■うるま市誕生20周年記 HY SPECIAL INTERVIEW
2021年に「うるま市観光大使」に就任したHYは、メンバー全員が生まれも育ちもうるま市。それぞれが感じる“うるま市のコト”を教えてもらいました。
◇うるま市はHYにとってどんな存在?
新里英之:うるま市の美しい自然の中で大切な色んな事を遊びながら学んだ特別な場所。生まれ育った場所です。
名嘉俊:大好きな場所です。
許田信介:生まれ育った地元、土台ができた場所。
仲宗根泉:今も当然住んでいるので、なくてはならない場所だし自分という存在の証しでもあります。
◇うるま市での思い出を教えてください
新里英之:学生の頃はうるま市の海でいつも遊んでいました。潮干狩りしたり、泳いだり、デートしたり、叔父の漁の手伝いをしたり、地元の海はぼくの庭です。
名嘉俊:海中道路が新しくなる前に(片側1車線の頃)友達と海で遊んでいたのが、僕の青春の1ページです。今は無きレクリエーションセンターでいとこ達とクワガタを捕まえていました。今では海中道路で楽曲制作をしたり仕事でもプライベートでも大体うるま市で生活しています。
許田信介:石川の闘牛場で行ったライブはかなりインパクトがありました。
仲宗根泉:小さい頃は川で魚を釣ったり泳いだり、秘密基地を作ったりしたし、お金がなくて天ぷら屋の前をうろちょろしていたら店の人が、「イーズー!これ失敗したから食べていいよー!」と声をかけてもらうこともあり、地域一体が自分のこどもみたいな感じで育ててもらいましたね。
◇合併前と今のうるま市の変化を教えてください
新里英之:賑やかになって楽しみが増えて繋がりが出来て嬉しいです。だからうるま市の皆様!行ったことがないうるま市の地域に行って見て、楽しんでもっと繋がってください。
名嘉俊:道が大きくなったり観光客も増えた感じがします。観光スポットも美味しいお店も増えたからかな。
許田信介:まちとして大きくなり、どんどん栄えてくる勢いが今でも驚きます。また勝連城跡が世界遺産にもなりとても嬉しい限りです。
仲宗根泉:昔は、近くにあるのにお互いの良さを全く知らないし行き来することもなかったですが、高校から与勝に行くようになり、そこで阿麻和利や、勝連城、海中道路や、また、石川の闘牛や、石川の雰囲気を知っていき、今ではだいぶ他の市よりも色々なものをもっている強みの多い市だと思っています。
◇今後うるま市がこうなればいいな?と思うこと
新里英之:豊かなうるま市の自然と融合しながら住みやすい町になる様に、ここから生まれる音楽を全国に届けていきたいです。
名嘉俊:こども支援が充実するといいなと思います。
許田信介:昔から住み良い場所ですし、もう理想に達しているんじゃないでしょうか。
仲宗根泉:やはりこれからはこども達の時代です。こども手当てや支援など生まれてきたこどもたちが生まれてよかったと思える環境や、税金の問題など、うるま市に住みたいと思ってもらえるような場所にしたいです。
●プロフィール
2000年結成。沖縄県うるま市出身4人組。
グループ名の「HY」は、彼らの地元・東屋慶名(HigashiYakena)の地名が由来。現在も沖縄に在住し、“MoreLocal,MoreGlobal”(もっと地域にもっと世界に)をテーマに全国・世界へと音楽を発信している。2024年12年ぶり3度目の紅白へも出場。2025年は楽曲「366日」をモチーフにした劇場映画「366日」が公開。その主題歌「恋をして」を収録した通算16枚目となるオリジナルアルバム「TIME」をリリース。劇場映画では、うるま市のロケーションも舞台となっている。
