- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県北谷町
- 広報紙名 : 広報ちゃたん 2025年11月号
■「公営住宅」
沖縄戦で米軍の上陸地点となった北谷村は、戦火で生活基盤を失いました。終戦後は村全域が米軍占領地となり、人々は長く故郷に戻れませんでした。1946年(昭和21年)10月から徐々に居住区域が解放されましたが、平坦な土地の多くは軍用地として使われ、人々は起伏の多い山間や谷間に住むことになりました。
終戦から25年が経ち、日本復帰を控えた1970年(昭和45年)当時も村の約7割が軍用地で、住宅用地は非常に限られていました。そのため、住まいの確保が難しく、高い家賃で間借りする方も多くいました。この状況を改善するため、北谷村は1970年度から3か年計画で公営住宅を建設し、1972年(昭和47年)に第1号の「北谷村営栄口住宅」が完成しました。
[掲載資料]写真:30620009994 消防想定訓練・北谷村営住宅(1974年)
※写真は本紙をご覧ください
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