- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県西原町
- 広報紙名 : 広報にしはら 2025年12月号 No.646
令和7年度海外移住者子弟研修生受入事業の修了式と報告会が11月10日に中央公民館で開催され、親戚や友人など80名以上の方が参加しました。ペルーの西原町系4世の比嘉小橋川恵理ニコルさんは、第33期研修生として9月中旬に来沖し、2か月間の文化研修や日本語研修、町内小中学校交流授業など様々な体験をしてこの日を迎えました。
ニコルさんは、研修で学んだ三線、太鼓、琉球舞踊とペルー発祥の打楽器カホンを堂々と披露しました。2か月間の研修とは思えない演奏と演舞に参加者からは惜しみない拍手が送られました。ニコルさんは「今回、この研修に関わってくださった皆さんに心より感謝いたします。この研修は、世代をつなぐ帰郷であり、ペルーと西原町との架け橋となります。ペルーにいる多くのウチナーンチュに今回学んだことを広げていきたいと思っています。ちむぐみてぃーにふぇーうんむきやいびん(心から感謝申し上げます)」とスピーチし、涙ぐむ場面がありました。
崎原町長は「ニシハランチュとしての誇りを胸に西原町とペルーの架け橋として羽ばたいてほしい。ペルーに帰ってもチバリヨー。そして、また西原に来てください」と激励しました。
