文化 初代琉球かすり大使 ユニフォーム完成

初代琉球かすり大使ユニフォームが完成し、役場庁舎でお披露目式が行われました。今年は、琉球絣事業協同組合が創立50周年を迎える節目の年でもあります。琉球かすり大使は新ユニフォームを着用し、様々なイベントで琉球かすりと南風原町をPRしていきます。

■紬の反物を使用し、「着物と折り紙」をイメージしたデザイン
・夏服
・冬服
※詳細は広報紙5ページをご覧ください。

■デザイン:武田 徳子(たけだのりこ)さん
琉球かすりをアピールするにあたり、外国人観光客に向けて着物と折り紙をモチーフにした見た目を、日本人観光客に向けてアダンの木を取り入れることでリゾート感を、また、沖縄県内の方へ向けては、服地と合わせることで反物のかすりを日常へも取り入れ、涼しくファッショナブルに着ることができるという機能的側面を表現しました。机上のデザインから、多くの方々のご協力のおかげで、一つずつ課題をクリアし、どこにもない特別なユニフォームにすることができました。

■制作:玉那覇 貴枝(たまなはたかえ)さん
ユニフォームデザインテーマが“折り紙と着物”ということで、袖やワンピーススカート部分のタック、男性大使の袴のボリューム感と帯の結び方は何度も調整、縫い直しを繰り返し仕上げました。小物はかすり組合の方々に制作をしていただきました。今回のユニフォーム制作は沢山の方々の協力のもと完成することができたと思います。大使のご活躍楽しみにしています。

本町の伝統工芸品である「琉球かすり」を町内外へ広くPRするために製作していただいたユニフォームですが、デザイナーの武田徳子さんと、制作者の玉那覇貴枝さんの技術の高さに驚いています。かすり大使の活動を通して、「琉球かすり」そして南風原町の良さを多くの方に知っていただけたらと期待しています。
赤嶺正之 町長

◎Check! 琉球かすり大使が絣の着こなしなどを発信しています。
【URL】https://lit.link/ryukyukasurinojyoo

問合せ:産業振興課
【電話】889-4430