くらし みんなで防ごう高齢者虐待

場所:保健福祉課(役場2階)

高齢者虐待は早期に介入し、虐待の悪循環を止めることが大切です。介護者が心身ともに疲れて追い詰められることで、虐待が起きてしまうこともあります。介護の負担を感じたり、異変に気づいたらすぐに相談しましょう。
高齢者の虐待相談・通報窓口は地域包括支援センターです。通報・相談した内容が周囲に漏れることはありません。気がかりなことがありましたら、役場2階地域包括支援センターにご連絡ください。

■高齢者(65歳以上の人)への虐待には、次のような行為があります。
〈身体的虐待〉…つねる・なぐる、ベッドに縛りつけるなど、身体を拘束する行為
〈介護や世話の放棄・放任〉…入浴をさせない、水分や食事を十分に与えないなど
〈心理的虐待〉…無視する、怒鳴る、悪口を言うなど精神的苦痛を与える行為
〈性的虐待〉…排泄の失敗を責めて裸にする、わいせつ行為の強要など
〈経済的虐待〉…日常生活に必要な金銭を渡さない、年金を本人の意志に反して使うなど

◆研修会開催しました「尊厳あるケアとは」~ともに考え、ともに取り組む~
7月30日(水)、中央公民館ホールにて高齢者虐待防止研修会を開催し、町内約20の介護事業所が受講しました。沖縄県高齢者虐待対応専門職チームの野沢一奈氏(社会福祉士)を講師に迎え、高齢者虐待の基本知識や身体拘束について講演いただきました。
参加者自身が身体拘束を体験することで、危険性や精神的影響について理解を深めました。野沢氏は「虐待は職員だけで抱え込まず、みんなで解決を」と強調しました。

問合せ:保健福祉課 地域包括支援センター
【電話】889-3534