健康 民生課だより 令和7年6月号(2)

■帯状疱疹ワクチンについて
○帯状疱疹とは
帯状疱疹ワクチンを接種することで、帯状疱疹の発症を抑制し、重症化や後遺症の予防につながるとされています。帯状疱疹ワクチンには、不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)と、生ワクチン(乾燥弱毒性水痘ワクチン)の2種類があります。

○接種対象者について
粟国村に住民登録があり、今年度65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳、100歳以上(今年度のみ)
※助成を受けられるのは1人につき1回のみ(不活化ワクチン2回まで)
※集団接種(7月23日)を予定としており、今年度対象者へは個別通知をしていますので、接種を希望される場合には役場民生課まで予約をお願いします。

○ワクチンの種類等

○次の方は接種前に医師と相談してください。
〔ワクチン共通〕
(1)心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害などの基礎疾患のある方
(2)過去に予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた方や全身性の発疹などアレルギーが疑われる症状が出たことがある方
(3)過去にけいれん(ひきつけ)をおこしたことがある方
(4)過去に免疫状態の異常を指摘されたことのある方、もしくは近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
(5)ワクチンの成分に対してアレルギーを起こす可能性がある方
〔乾燥組換え帯状疱疹ワクチンのみ〕
(6)血小板減少症や凝固障害がある方、抗凝固療法を受けている方
(7)妊娠している方、妊娠の可能性がある方、授乳中の方
〔乾燥弱毒生水痘ワクチンのみ〕
(8)輸血またはガンマグロブリン製剤の投与を受けた方

○接種後の注意点
〔ワクチン共通〕
(1)接種後に、重いアレルギー症状が起こることがあるので、接種後はすぐに帰宅せず、少なくとも30分間は安静にしていてください。
(2)接種当日は、激しい運動は避け、接種部位を清潔に保ってください。
(3)接種後に体調不良がある場合は、医師の診察を受けるようにしましょう。

〔乾燥組換え帯状疱疹ワクチンのみ〕
(4)接種直後や接種後に、血管迷走神経反射としてめまいやふらつき、失神があらわれることがあります。背もたれのあるイスに座るなどして、失神による転倒に注意しましょう。