くらし 新たな海洋深層水活用拠点『藻類農園 FARMO』が誕生!

新たな海洋深層水活用拠点『藻類農園 FARMO』が誕生! ~久米島の海から育つ“藻類”が、未来を変える~

4月15日(火)久米島の新たな海洋深層水活用拠点「藻類農園 FARMO(ファーモ)」の竣工式が行われ、関係者が見守るなか盛大にオープンを迎えました。
FARMOは久米島の恵みである海洋深層水を活用して、微細藻類(植物プランクトン)を育て生産する“藻類農園”です。この微細藻類は栄養価が高く、食品や美容、医療や農業・畜産・水産など、多岐にわたる分野で注目される資源で、幅広い用途での活用が期待されています。
敷地内には、藻類生産の様子が観られる「藻類培養ハウス」や「研究所」のほか、藻類や深層水を使ったドリンクや軽食を楽しめる「くめじまーるカフェ」が併設。今後、海洋深層水の「冷たいフットプール」も造設され、町民や観光客の皆さまが気軽に立ち寄れる、体験型の観光施設としても親しまれていくことを目指しています。
この取り組みは、ロート製薬(株)の子会社である(株)ロート・F・沖縄と本町が連携し、海洋深層水を活かした持続可能な循環型産業=“久米島モデル”の一環として推進されているものです。今後、島内外からの視察や研究交流、産業・教育ツーリズムの場としても活用され、久米島のPRに繋げていきます。
地域の皆様とともに歩む、FARMOの挑戦。ぜひ一度、足を運んでいただき、久米島の海・新たな資源の可能性を体感してみてください!

◆藻類農園 FARMO(ファーモ)
住所:久米島町字真謝500-5(くめじまーるカフェ前)
開園時間:10:30~16:00(不定休、入園無料)