山梨県の広報誌ふれあい 特集号 春 vol.80

発行号の内容
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くらし
〔よくわかる〕令和6年度当初予算(1)
県は令和6年4月からの1年間、どんなことにいくらお金を使うのか。その計画を示した令和6年度当初予算案を2月定例議会に提出しました。 「ふるさと強靱化」と「『開(かい)の国』づくり」に向けた取り組みを着実に実行し、その成果を県民の皆さんに還元するとともに、災害や経済・社会情勢の変化にも柔軟に対応できる「県民生活の強靱化」をしっかり進めるための予算を組みました。 ■県民生活強靱化予算 ~「いま」必要な…
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くらし
〔よくわかる〕令和6年度当初予算(2)
■〔ふるさと強靱化〕県民生活や県内経済を強く安心できる社会へ 皆さんにとっての「豊かさ」とは何でしょう。お金や時間、充実した仕事、家族との生活など、人それぞれ求めるものは違います。そうした中で本県が目指すのは「県民の皆さんが一人一人異なる幸福を得るために、自分の道を選び、歩みを進めていける社会」です。 「ふるさと強靱化」では、皆さんの自由な選択が妨げられない社会をつくる取り組みを進めます。自然災害…
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くらし
〔よくわかる〕令和6年度当初予算(3)
◇地域経済が安定成長する体質を獲得 今後も成長が見込まれる医療機器関連分野では、工場を持たず開発のみを行う企業と県内機械電子関連企業とのマッチングを強化し、製造に特化したいわゆる「ファウンドリー」の医療機器版を地域全体で目指します。また、世界最大の市場を持つ米国への進出を促します。 水素・燃料電池分野では事業化につながる人材を養成するための専門コースを開設するなど、県内企業が参入できる土壌を醸成し…
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くらし
〔よくわかる〕令和6年度当初予算(4)
■〔開の国づくり〕県民全ての可能性に道を拓く 本県が目指す「県民の皆さんが一人一人異なる幸福を得るために、自分の道を選び、歩みを進めていける社会」。もしも、自分の選ぶ道に多彩な選択肢があったら、より豊かな暮らしを選べるようになるでしょう。 そのために県は、全国、そして世界とつながり交流を深めます。それは例えば道路の開通であったり、また人々が集う環境を整えることであったり。多様な背景を持つさまざまな…
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くらし
〔よくわかる〕令和6年度当初予算(5)
◇観光客の滞在時間を増やし交流を生み出す レンタカー事業者などと連携し外国人観光客の周遊観光を促します。また、デザイナーと連携した付加価値の高いお土産品の開発を支援するとともに、ムスリムやヴィーガンの方々が安心して食品を購入できるよう、専門家による指導や本県独自の食品認証制度創設を行います。 国内外から人が集まり、地域に活力を生み出す観光振興は、世界との交流を深める「『開の国』づくり」の鍵となりま…
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しごと
「やまなしキャリアアップ・ユニバーシティ」開講!(1)
■豊かさ共創社会に向けた学びの場「やまなしキャリアアップ・ユニバーシティ」開講! 県内で働く方や求職中の方のリスキリング拠点「やまなしキャリアアップ・ユニバーシティ(CUU)」が今年1月に開講しました。CUUは働き手の皆さんが確かな成長を手に入れ、企業の課題解決へとつながるよう、講座を提供するだけでなく受講の動機付けから修了後のフォローにも力を入れています。 1月から開いた講座には定員を上回る67…
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しごと
「やまなしキャリアアップ・ユニバーシティ」開講!(2)
◇労使共にメリットを 働き手は「スキルアップが賃金の向上につながるのだろうか」、経営層は「従業員のスキルアップが会社の課題解決・成長にどのように生かされるのだろうか」などと、先が見通せないことでスリーアップに取り組むことを躊躇(ちゅうちょ)してしまうかもしれません。そこで県は、働き手に対しては「個々の能力が上がれば企業は賃金を上げてくれますよ。経営者も応援してくれるので安心してください」、経営層に…
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しごと
「やまなしキャリアアップ・ユニバーシティ」開講!(3)
■経営者としての経験を生かし豊かさ共創社会実現へ尽力 豊かさ共創フォーラムの委員としてCUU立ち上げに携わった、株式会社ササキ代表取締役の佐々木啓二さんに、社内での人材教育の取り組みやCUUの展望などについて伺いました。 株式会社ササキ 代表取締役 佐々木 啓二さん ◇人の成長が未来を切り開く 弊社では常に、社員一人一人が成長し、その成長が会社の利益につながっていくと言い続けてきました。現在、社内…
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スポーツ
スポーツの力で豊かさ創造山梨をもっと輝く未来へ(1)
国内最大のスポーツの祭典である国民スポーツ大会(国スポ)・全国障害者スポーツ大会(全スポ)が、令和14年に山梨県で開催されることが承認されました。本県での開催は昭和61年の「かいじ国体」・「ふれあいのかいじ国体」以来46年ぶりです。 当時とは社会情勢が大きく異なる中で大会を運営していくための県の方針のほか、スポーツで地域を活性化する取り組みを紹介します。 ◆スポーツだけじゃない?国スポ・全スポ開催…
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スポーツ
スポーツの力で豊かさ創造山梨をもっと輝く未来へ(2)
◆未来のトップアスリートを発掘!「甲斐人(かいじん)の一撃」 県では、国際大会や全国大会などで活躍し、猛者の集うスポーツ界に「会心の一撃」を与えることができる選手の発掘・育成を目指すプロジェクト「甲斐人の一撃」を実施しています。令和6年度で3年目になるこのプロジェクトは、スポーツのさまざまなスキルを身に付けやすい年代である小学4年生を対象に、走力や敏しょう性、瞬発力などを確認する体力測定会からスタ…
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スポーツ
スポーツの力で豊かさ創造山梨をもっと輝く未来へ(3)
◆身近な地域でパラスポーツを楽しむために 県では、年齢・性別・国籍、そして障害の有無を問わず、誰もが個性と能力を発揮し活躍できる共生社会の実現を目指しています。さまざまな背景を持つ方の議論から生み出される「集合知」は、社会の変化に柔軟に対応し持続的な地域社会をつくるために必要不可欠です。そのためには、障害のある方が参加しやすい環境づくりも非常に重要で、スポーツの分野も例外ではありません。 そこで県…
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くらし
山梨の魅力を再発見ーハイクオリティやまなしー
■富士の介×美食 上質な食材の活用進む 県が開発したオリジナルサーモン「富士の介」の優れた食味が多くの料理人に認められ、美食への活用が進んでいます。料理人の匠の技と創作力で、上質な食材のクオリティがさらに上がる! 高品質の「富士の介」を養殖する生産者とその素材のうまみを最大限に引き出そうと腕を振るう料理人の姿を紹介します。 ※ウェブでも山梨の魅力を発信中!(本紙二次元コード参照) ◇丹精込めて富士…
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くらし
そうかい通信vol.13
■やまなしの〝そうだったのか〞を学生がレポート ーそうかい通信 vol.13ー ~DX人材育成エコシステム~ 大学生が主役となってDXを進める取り組みが始まるらしい? わたしたちがレポートを作成しました! 山梨県立大学国際政策学部 国際コミュニケーション学科 3年 遠藤美湖さん 2年 石井陽菜さん 最近、DXという言葉をよく聞くようになりました。DXはこれから私たちの生活やビジネスを大きく変えると…
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しごと
次へとつなぐ若き先駆者たち[ネクスト]
■「スクーミーボード」を使って誰もが欲しいモノを自分で生み出す「eDIY」という世界観を広げたい! 株式会社スクーミー代表取締役CEO 塩島 諒輔 ◇もっと簡単にテクノロジーを使ってやりたいコト・つくりたいモノをカタチに プログラミングに精通していなくても、欲しいモノを自分でつくれる時代を創りたい。そんな思いから生まれた手のひらサイズのコンピューター「スクーミーボード」。塾講師で活躍した塩島さんが…
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くらし
ふれあい×やまなしin depth
■「僕は以前からこれしかないと…」「えっ?」 アルピニスト野口健氏と知事がガチ対談〜富士山登山鉄道構想〜 山梨県は昨年11月から、富士山登山鉄道構想について地元への説明会を始めた。 賛否両論が渦巻く中、やまなしin depth編集部は、世界の山を知り尽くす 野口健さんと長崎幸太郎・山梨県知事の対談を企画した。1時間を超えた議論の行方は――。 やまなしin depthからダイジェスト版でお届けします…
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その他
アンケートに答えて応募しよう!
■「カリカリうめ(1袋)」抽選で10名の方に! 「おいしい未来へやまなし」については、県ホームページをご覧ください。 「おいしい未来へ やまなし」検索 次の(1)~(5)とアンケートにご回答ください。応募は「はがき」または「応募フォーム」でお願いします。 (1)郵便番号 (2)住所 (3)氏名 (4)年齢 (5)電話番号 ◇アンケート 問1:今号の中で最も関心を持った内容とその理由は? 問2:あな…
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その他
その他のお知らせ(山梨県の広報誌ふれあい 特集号 春 vol.80)
■リスキリングの拠点「やまなしキャリアアップ・ユニバーシティ」が開講しました。詳しくはP8をご覧ください。 ■多言語翻訳や音声読み上げに対応したデジタルブック カタログポケット 「ふれあい」の誌面をパソコン、スマートフォン、タブレットでそのままご覧いただけます。 ■スマートフォンで「ふれあい」をもっと身近に スマートフォン専用サイト 「ふれあい」の誌面をスマートフォン専用のウェブサイトでもご覧いた…