- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道札幌市
- 広報紙名 : 広報さっぽろ 2025年6月号
■見直しの内容
令和8年度から下記のとおり変わります。ただし、敬老パスをお持ちの方には経過措置(後述)が適用されます。
実施時期:令和8年4月から
対象年齢:70歳以上➡75歳以上
自己負担割合:10~24.3%➡一律50%
チャージ上限額:7万円➡4万円
▽見直しによる市民負担額の変化
見直しによって市民一人当たりの負担額※は下のグラフのようになり、現在70歳以上の方が現役世代だった2000年ごろの負担と同水準となります。
※(仮称)健康アプリの事業費を含む。(仮称)健康アプリの詳細は、今後本誌にて掲載する予定
・20歳以上の市民一人当たりの負担額の推移
※2025年度以降は推計値
■経過措置
現在敬老パスをお持ちの方や、令和7年度中に敬老パスを申請する方には、自己負担割合とチャージ上限額を段階的に見直す経過措置を適用します。下記をご確認の上、下で、チャージ額に応じた自己負担額をご確認ください。
※お持ちの方、お持ちでない方のどちらの方にも、6月から順次、制度の変更についてのお知らせ文を送付します
▽経過措置が適用される方
▽経過措置が適用されない方
■よくあるご質問
Q.令和8年度に75歳未満だと、それまで利用していた敬老パスを返さなければいけませんか?
A.令和7年度に敬老パスをお持ちの場合は、敬老パスを引き続き利用できます。敬老パスをお返しいただく必要はありません。
Q.令和7年度以前にチャージした残高は、令和8年度以降も使えますか?
A.チャージ残高に有効期限は設けていませんので、令和8年度以降も利用できます。
Q.敬老パスの上限見直しに伴って、チャージしておける上限額やチャージ済みの残高も減らしますか?
A.敬老パスにチャージしておける上限額は、71,000円のまま変更しません。また、制度見直し後も、既にチャージされている残高は減額しませんので、いつでも利用できます。
今回の見直しは、敬老パスを利用する世代の方にご理解をいただくとともに、制度を支える世代の方にも、70歳以上の方が現役世代だった頃と同水準の負担をお願いするものです。新しい敬老パス制度に、ご理解とご協力をお願いします。
詳細:敬老パス専用コールセンター
【電話】0120-546-085( 平日9~18時、12/29~1/3を除く)