くらし 食べるっていいね! “食改(しょっかい)さん” に学ぶ食生活のコツ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道札幌市手稲区
- 広報紙名 : 広報さっぽろ 手稲区 2025年6月号
6月は食育月間。健康な毎日を過ごすために欠かせない食生活のポイントを、食生活改善推進員(通称:食改さん)に聞きました。
私たちは地域で食育を広めるボランティアです。
親子や高齢者向けの料理教室、健康的な食生活に関するパネル展などを行っています!
■POINT 01.元気な1日は朝ごはんから!バランスよく食べよう
朝ごはんは、体と脳にエネルギーを補給して1日を元気に始めるために欠かせませんが、特に若い世代では食べていない人が多くいます。
また、高齢の方が元気で長生きしていくためには、少量ずつでも多様な食品を食べて、低栄養を防ぐことが重要です。そのためにも、1日3食を心がけましょう。
●合言葉は さあにぎやか(に)いただく!
主食と合わせ、10食品群から7つ以上を1日の食事の中で取り入れましょう。
さ 魚
あ 油脂類
に 肉類
ぎ 牛乳・乳製品
や 緑黄色野菜
か 海藻類
い いも類
た 卵
だ 大豆
く くだもの
●食改さん考案レシピ
手稲山をかたどったサンドで元気をチャージ のりサンド手稲山
・30年以上愛されている人気のレシピです♪
▽材料(4人分)
Aごはん 300g
Aしらす干し 大さじ1
A青のり 大さじ1
Bごはん 300g
B白ごま 大さじ1
スライスチーズ 4枚
青しそ 8枚
焼きのり 4枚
梅干し 1個
みりん 小さじ1
(1)A、Bをそれぞれ混ぜる
(2)梅干しは種を除いてほぐし、包丁で細かくたたき、みりんと合わせる
(3)焼きのりの中央にAの1/4量を広げ、スライスチーズ、青しそを乗せて(2)を塗り、Bの1/4量を重ねる
(4)図のようにのりを畳み、手で押して整える
(5)対角線に切る
■POINT 02.かさを減らして野菜たっぷり!
普段の食事にプラス70g野菜を取りましょう!
野菜をたっぷり食べるためには、加熱してかさを減らすのがポイント。ゆでたり蒸したり、炒めたりするといいですよ。
70gは小鉢一つ分
手稲保健センター2階事務室前にある「ベジチェック」なら、手のひらを30秒当てるだけで最近の野菜摂取量を測定できます。私たちも毎月チェックしています!
■POINT 03.減塩は手軽にandおいしく!
食塩は、しょうゆやみそなどの調味料から取り過ぎてしまいがち。減塩を続けるコツは、3食のうち1食だけは気を付けるなど、無理なくできる範囲で行うことです。
しょうゆさしをスプレー式やプッシュ式に変えるなど、容器を工夫するのも効果的です。
「乳和食(にゅうわしょく)」をおすすめします!!
いつもの和食に少量の牛乳をプラス。コクが出るので、調味料を減らしてもおいしく減塩できます。
■食改さん考案レシピ
みそを減らして牛乳をプラス 野菜たっぷり減塩みそ汁
・野菜は切った後に冷凍してストックしておくと便利♪
▽材料(2人分)
ニンジン 20g
玉ネギ 1/2個(100g)
しめじ 1/5パック(20g)
青ネギ 適量
カットわかめ 適量
みそ 小さじ2
牛乳 大さじ1
だし汁 300ml
(1)ニンジン、玉ネギは薄切りにする。しめじは石づきを除き、小房に分ける。青ネギは小口切りにする
(2)みそと牛乳を混ぜ、ミルクみそを作る
(3)鍋にだし汁と、青ネギ・わかめ以外の具を入れ火にかける
(4)ニンジンがやわらかくなったら火を止め、(2)とわかめを入れる
(5)器に盛り、青ネギを散らす
今年も10/29(水)・30(木)にあいくるで食生活改善展を開催予定です。
アンケートに答えてくれた方には、牛乳や野菜のお土産もご用意していますので、ぜひお越しください!
食改さんの養成講座を毎年開講しています!
興味のある方は気軽にお問い合わせください
問合せ:手稲保健センター
【電話】681-1211