くらし 6月は環境月間です

国では環境の日(6月5日)がある6月を環境保全への理解と取り組みを広げる「環境月間」と定めています。

2050(令和32)年の二酸化炭素排出量を実質ゼロとするカーボンニュートラルの脱炭素社会に向けて、2030(令和12)年度の二酸化炭素排出量を48%削減することを目標にしています。この脱炭素化の取り組みを進めるために、住宅の省エネを支援する補助制度を実施している他、パネル展やSNSのInstagram(インスタグラム)で環境情報を発信しています。

■釧路市学校給食センターは環境にやさしい都市ガスを使用しています!
2025(令和7)年4月から、釧路市学校給食センターで都市ガス使用量分のCO2排出を実質ゼロにする「カーボン・オフセット都市ガス」の供給がスタートしました。これは釧路ガス株式会社からの提供による、公共施設としては道内初の取り組みです。この仕組みにより、年間約580t相当のCO2削減が可能となります。

▽カーボンオフセット都市ガス供給の流れ
※本紙をご覧ください。
Jクレジットとは…
CO2などの温室効果ガスを減らしたり、吸収した分を「クレジット(環境価値を持つ証明書)」として、国が認定し売買できる制度です。

■地域一丸で「デコ活」推進!環境大臣賞を受賞しました!
脱炭素社会の実現に向けて「デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らし)」を広げるため、2023(令和5)年12月に釧路市、釧路町、釧路信用金庫が連携して一斉にデコ活宣言を行い、合同で環境イベントを開催するなど地域一体となって取り組みを進めています。
2024(令和6)年には、環境省主催の「デコ活アクション大喜利大会」アイディア部門に応募し、この連携による取り組みを新聞やSNSのInstagramを通じて地域に広く発信したことが評価され、環境大臣賞を受賞しました。

デコ活とは?
脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動。
具体的には「食材の使い切り」「食品の食べ切り」など身近にできる取り組みです。

■住宅の省エネ化を支援するための補助制度をご活用ください
◇釧路市ecoライフ促進支援補助金制度
北海道の「住まいのゼロカーボン化推進事業」により既存住宅を対象に補助額を2倍に上乗せ(※1)しています。この機会にご家庭への省エネ設備の導入をご検討ください。

※1 上乗せ補助は「住まいのゼロカーボン化推進事業」補助金予算が無くなり次第終了します。
※2 太陽光発電システム既存の場合。

申請・問合先:市役所環境保全課環境管理係
【電話】31-4535
・釧路市ecoライフ促進支援補助金制度サイト
※二次元コードは本紙参照

◇釧路市住宅エコリフォーム補助制度
住宅の省エネ改修やバリアフリー改修の工事を行う場合に、工事費の一部を補助する制度です。
補助対象工事費が15万円以上の工事が対象となります。
申請期間は10月31日(金)まで。既に着工している場合は対象外です。

申請・問合先:市役所建築指導課指導防災係
【電話】31-4569

◇釧路市ecoライフ促進支援補助金制度と併用可能!
国が実施している「住宅省エネ2025キャンペーン」は、2050(令和32)年カーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネを強力に推進するため、住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等の住宅省エネ化を支援する4つの補助事業の総称です。
補助金交付申請期間は、12月31日(水)までとなっています。

・住宅省エネ2025キャンペーン補助事業合同問合先ナビダイヤル
【電話】0570-022-004
・IP電話等
【電話】03-6629-1601
※受付時間 午前9時~午後5時(土・日曜日、祝日含む)
交付申請方法:補助金の交付申請は登録事業者を通して行います。詳しくは本キャンペーンホームページをご覧ください。
【URL】https://jutaku-shoene2025.mlit.go.jp/

■環境月間パネル展を開催します
地球温暖化防止策や環境についてのパネル展示、パンフレット配布などで、環境保全への取り組みを分かりやすく紹介します。
※釧路市中央図書館、阿寒町公民館は月曜休館。全会場、展示最終日は午後1時まで。

釧路市環境保全課・環境事業課〔公式〕Instagramで情報発信中!!

問合先:市役所環境保全課環境管理係
【電話】31-4535