くらし 10月1日から公共施設の使用料および手数料を改定します

使用料・手数料(以下、「使用料等」といいます)は、市が法令・条例等に基づき、施設の維持管理や各種証明の交付などの市民サービスの対価として利用者に負担いただく料金です。市民サービスを提供するために必要となる費用の全部または一部は、そのサービスの利用者が負担するという「受益者負担の原則」のもとに賄われるべきものとして、ご負担をお願いしています。

■今回の改定における基本的な考え方
利用者負担の公平性と適正性を確保し、使用料等のあり方や算定について、より幅広いご意見を反映させるため、外部の有識者や施設利用者等で構成する北見市使用料等検討委員会を設置して、使用料等の見直し方法等について議論を重ねていただきました。
その結果、使用料については、昨今の物価高騰などにより、維持管理費用となる原価の計算結果と現行料金との間に大幅なかい離が生じていることから、適正な受益者負担等の観点に立ち、現行料金の50%増を上限として原価計算結果に基づく見直しを行うこととしました。
また、手数料については、特定の方のために提供する行政サービス・役務の対価として負担いただく性格であることから、使用料と同様に現行料金の50%増を上限とし、原価計算結果に基づく改定を行いました。

■その他の見直し
紙面の都合上、全ての改定内容を掲載できないため、主なものについてのみ掲載します。詳細は、各所管課へお問い合わせいただくか、二次元コードからHPをご覧ください。
※二次元コードにつきましては本紙をご覧ください。

○減免制度
施設使用料については、施設の設置目的や利用率の向上、団体育成等の意味合いから、減額または減免する規定を設けていましたが、受益者負担の明確化・利用者間の公平性確保の観点から、社会的・経済的に支援が必要な利用者を対象とした減免等を除き、特定の団体、個人の利用に対する減免適用を一部廃止することとしました。

○コンビニ交付手数料
コンビニ等でのマイナンバーカードを利用した証明書交付手数料を、窓口料金から100円減額します。

対象の証明書:
・住民票
・印鑑登録証明書
・所得・課税証明書
・戸籍全部・個人証明書
・戸籍の附票

○高齢者の使用料
高齢化の進展や利用者負担の公平性確保の観点などから、これまで一部の施設で70歳以上の高齢者の利用を無料としてきましたが、有料とします。なお、高齢者の心身の健康維持や生きがいづくりに資するため、料金に関しては、一般料金の半額程度とします。

対象施設:
・北見自治区
北見中高年齢労働者福祉センター(サンライフ北見)、北見勤労者総合福祉センター(サントライ北見)、自然休養村センター、市立体育センター・市民トレーニングセンター(5施設)、武道館、東陵公園(陸上競技場)、市民温水プール、市民スケートリンク、北網圏北見文化センター

・端野自治区
農業者トレーニングセンター、サンドーム’94、歴史民俗資料館

・常呂自治区
スポーツセンター、屋内多目的競技場、健康温水プール、ところ遺跡の館

・留辺蘂自治区
留辺蘂住民交流センター、温根湯温泉多目的センター、格技場、体育館、弓道館

■使用料の改定を行う主な施設 下記の使用料は一例です

■手数料の改定を行う主な手続き 下記の手数料は一例です

問い合わせ先:財政課
【電話】25-1112