- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道苫小牧市
- 広報紙名 : 広報とまこまい 令和7年10月号
■ヒグマに注意!
◎全道的にヒグマの出没・事故が増えています!
近年、道内でヒグマの市街地への出没や人身事故が増えています。本市でも、今年6月に拓勇地区・明野地区の住宅街にヒグマが出没しました。ヒグマを市街地に寄せ付けないためには、日頃からゴミ出しのルールを守ることや家庭菜園の作物の管理を行うなど、各ご家庭の対策も重要です。これからの季節は、冬眠前にエサを求めてヒグマの行動が活発化します。そこで、市街地でヒグマを目撃した場合にとるべき行動や注意点、日頃からの対策についてご紹介します。
◇ヒグマを目撃したら
ヒグマは背を向けて逃げる人や動物を追いかける習性があります。ヒグマと遭遇したり、目撃した場合は、ヒグマから目を離さずに、また、刺激をしないようゆっくり後退して距離を取りましょう。安全な場所に退避した上で、ヒグマを目撃したことを警察(苫小牧警察署代表電話【電話】35-0110)に通報し、以下の事項を伝えましょう。
通報内容:
(1)いつ(日時)
(2)どこで(場所)
(3)誰が(目撃者の氏名、電話番号)
(4)何を(クマなのか、クマのような生き物なのか、痕跡なのか)
(5)どんな見た目(およその大きさ、犬や猫と比較した大きさ、色、見た目の特徴など)
※緯度・経度も伝えると、現在地を正確に知らせることができます(アプリなどで確認可)
◎ヒグマ 成獣オス体長2m
◇ヒグマを寄せ付けないために(日常的な対策)
(1)ごみを出す日時や方法を守りましょう…ごみは決められた収集日(収集当日8時45分まで)に出しましょう
(2)不法投棄をしない…空き缶や食品の包装紙、食べ物が入ったごみの不法投棄はヒグマを誘引する可能性があります
(3)草刈りを行いましょう…家や庭、通路付近の草を刈り、普段から見通しをよくしておきましょう
(4)庭の果樹や家庭菜園を管理しましょう…実を放置すると、ヒグマや他の野生動物をまねき寄せる恐れがあります
◇秋のヒグマ注意特別期間
北海道ではキノコ採りやハイキングなどで山野に出かける機会が多くなり、また、冬眠に備えヒグマの活動が活発になる季節を迎えるに当たり、10月31日(金)まで「秋のヒグマ注意特別期間」を設定しています。ヒグマによる事故に遭わないために基本的なルールを守りましょう。
詳細:環境生活課
【電話】32-6331