くらし まちの出来事

■12/10紋別高校3年生が探究活動の成果発表
昨年12月10日(火)、紋別高校の3年生による探究活動発表会が校内で行われました。3年生は「総合的な探究の時間」の中で紋別市の地域課題を一年間かけて調べ、同じ課題に関心を持つ生徒同士が学科の垣根を越えて班を組み、解決策を考えてきました。この日は31班の中から普通科生徒の5班が登壇し、高齢者の生きがい作りや空家解消、若い世代への国際交流の取り組みの発信などのアイデアを提案しました。発表を聞いた宮川良一市長は「日頃から地域の課題に目を向け、どう行動していくのか考えることが大切」と講評しました。

■12/25紋別市中央公民館が全国最優秀に
昨年12月25日(水)、令和6年度の第77回優良公民館表彰で紋別市中央公民館が最優秀館に選ばれたと、文部科学省が発表しました。餅つき大会や盆踊り体験会を企画したり、高校生がスマートフォンやタブレットの使い方を教える無料相談会を行ったりと、社会教育活動を通じて幅広い世代の市民をつなぎ、公民館を拠点に市民活動の活性化や地域のデジタル化推進に取り組んできた成果が認められました。オホーツク管内の公民館が最優秀館として表彰を受けるのは2年連続です。表彰式は2月28日(金)に東京で行われます。

■12/28保護アザラシを海へリリース
昨年12月28日(土)、昨年5月に斜里で保護された野生のゴマフアザラシ1頭がオホーツクとっかりセンターでの8ヵ月間の療養を経て回復したため、海へリリースされました。
保護時にあった目の付近の傷はすっかり癒え、体重16.25kgだった体も35.85kgまでに大きくなり、「えびまる」と名付けられたアザラシは元気な泳ぎを見せました。
なお、アザラシの背中には、衛星発信機が取り付けられ、そこから得られる海洋環境データは、京都大学の研究チームによる調査に活かされています。