- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道歌志内市
- 広報紙名 : 広報うたしない 令和7年8月号
暑い日が続いています。食欲がない、なんとなくだるいなど、体調不良を感じていませんか?
今回は、そんな夏バテを予防・解消する食事についてお伝えします。
◆夏バテを招く食生活とは?
冷たいめん類、冷えた飲み物、アイスやかき氷など、冷たいものばかりとっていると、胃腸の消化機能が低下して食欲が落ちてしまいます。また、「暑くて料理をしたくない」「食欲がないからパンだけ、そうめんだけ、ご飯と梅干しだけ」など、糖質に偏った食事ばかり続けていると、糖質をエネルギーに換えるときに必要なビタミンB1などの栄養素が不足します。
エネルギー代謝がうまくいかなくなることで、だるさを感じるようになるのです。
◆夏バテ対策には、主食・主菜・副菜を揃えた食事が基本
エネルギーの代謝を助けてくれるビタミンB1は、玄米など精製されていない穀類のほか、肉類、魚介類、豆類などに含まれており、たんぱく質食品(卵・肉・魚・大豆)のおかずを食べていれば、不足することはありません。夏バテ対策には、(1)主食=米・パン・めん、(2)主菜=卵・乳・肉・魚・大豆、(3)副菜=野菜をそろえた食事が基本です。主食・主菜・副菜の3皿を揃えるのが大変な時は、ひと皿の中に(1)(2)(3)の食品がそろえばよいのです。
または
例:カレーライス、サンドイッチ、焼きそば等
◆夏バテ対策におすすめの食品は?
主食・主菜・副菜を揃えた食事を基本に、下記の食品を取り入れるとよいでしょう。
さらに、調理方法も考慮すると、弱った胃腸をいたわり、消化吸収を助けることにもつながります。
揚げ物などの油っこい料理は胃腸への負担が大きいので控えめにしましょう。
食物繊維の多い野菜は、生野菜より温野菜にすると消化しやすくなります。電子レンジ加熱なら、暑い中の調理も苦にならないのでおすすめです。
また、冷たいものばかりで疲れた胃腸を温めるのも効果的です。みそ汁やスープを飲む(野菜を消化しやすく煮れば一石二鳥!)、温かいめん類にするなど、温かい食事をとるようにします。食事の時に温かいお茶を一緒に飲むのもよいでしょう。
バランス良く食事をとって夏バテを予防しましょう!
問合せ:保健介護グループ(市役所2階)
【電話】74-6616