- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道福島町
- 広報紙名 : 広報ふくしま 令和7年10月号 No.827
~元気で笑顔のあふれる福島町を実現するために~
〔あたり前の日常に向けて動き出す…〕
今年の夏は、例年と違い、夏の風物詩となっている九重部屋の力士の姿や、13日のやるべ福島イカまつり、夜の花火の打ち上げもなく、さまざまなイベントが中止となり、いつものお盆の風景を見ることができず少し寂しい夏の風景となってしまいましたが、9月に入り少しずつではありますが、あたり前の日常が戻りつつあります。
そのような中、夏の帰省に合わせ8月13日(水)に「二十歳を祝う会」が開催され、二十歳を迎えた皆さんに祝辞を述べさせていただきました。
当日は、15名の方の参加があり、二十歳の皆さんによる町民憲章の朗唱や二十歳の誓いが行われ、アトラクションでは「恩師からのメッセージと思い出の映像」が流され、懐かしい恩師の姿や同級生の姿に笑いが起こっておりました。
社会人として、大人として、夢と希望を抱いて大きく飛躍することを期待しております。
8月16日(土)には月崎神社の例大祭が、8月20日(水)には丸山神社祭が行われ参拝をさせていただきました。7月8月と厳しい事案が多くありましたので、9月以降の安寧と穏やかな日々をお願いさせていただきました。
ヒグマの対応に関して、7月25日(金)、総務省に出向き出口自治財政局長に対し、ヒグマ対策に要した経費に対する地方交付税に係る特別交付税措置などの財政支援を要請してまいりました。
8月8日(金)、道内の市街地でヒグマの出没が急増していることを受け、北海道と北海道町村会による緊急意見交換会が開催され、関係町村として参加をしてまいりました。
意見交換会では、7月に当町で発生したヒグマによる人身事故およびヒグマ警報の発令後の対応などについて発言の機会をいただき、ヒグマ対策における課題と今後の対応に関して、意見提言をさせていただきました。
今後、個々の町村だけでは対応できない点などを踏まえ、国に対して北海道と市町村が連携し、ヒグマ対策の総合的な制度の創設や財政支援などの要請が行われることとなっております。
また、8月18日(月)には、道庁の加納副知事を訪問し、ヒグマ警報および注意報が解除された旨の報告とヒグマ対策室などの総合的支援に対するお礼を申し上げるとともに、今後も継続的な支援を要請してまいりました。
8月27日(水)、鈴木直道知事が地域訪問・なおみちカフェで当町に来町され、岩部地区交流センターで福島町まちづくり工房の方々と意見交換を行いました。最初に平野代表理事から岩部クルーズなどの取り組みについて説明があり、その後、工房の職員の皆さんと懇談が行われました。
また、懇談の中で「いかちょこれいと」を試食いただき、鈴木知事は、これまでにない食感に驚きを示すとともに発想のすばらしさに感心をしておりました。
9月6日(土)第26回健康フェスティバルが「みんなで学ぶ認知症」をテーマに福祉センターで開催され、亀田北病院の宮澤仁朗院長による「あなたの身近な病気「認知症」とは?~早期発見から治療・予防まで~」と題して講演が行われ、参加者は先生の話に真剣に耳を傾けておりました。
また、健康グッズなどの豪華景品が当たる抽選会が行われ、抽選が行われるごとに当選者から歓声が上がっておりました。