- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道知内町
- 広報紙名 : 広報しりうち 2025年9月号
7月23日(水)、知内小学校の5年生児童が農家の長内慶太(おさないけいた)さんが所有する圃場(中ノ川)を訪れ、大型ドローンを使った稲の※防除(ぼうじょ)作業を見学しました。
この日、防除作業が行われたのは、子どもたち自身が今年の5月に植えた田んぼの稲。自分たちが手をかけた苗がすくすくと育つ中、最先端の農業技術を間近に見る貴重な機会となりました。
作業に使用されたのは農薬散布専用に開発された大型ドローン。羽音を響かせながら素早く移動する大型ドローンの作業に、「飛ぶ音がすごい!」「思ったより速くてびっくり!」と驚きの声が上がり、児童たちは真剣なまなざしで見守っていました。
見学後には、児童たちからは活発な質問が寄せられました。
※防除(ぼうじょ)…害虫や病気などの有害な生物を防いだり取り除いたりすること
■児童からの質問(一部抜粋)
Q:なぜ防除作業は7月に行うの?
A:病害虫の発生がピークになる時期だからです。また、イモチ病などの被害を防ぐために重要なんですよ。
Q:ドローンにはどれくらいの農薬が入るの?
A:約30リットルの農薬を積むことができます。
Q:ドローンの最大速度は?
A:時速36キロメートルです。見た目以上に速いですね。
Q:防除作業で一番大切なことは?
A:農薬がムラなく散布されるように、丁寧に操作することです。