- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道森町
- 広報紙名 : 広報もりまち No.250 令和8年1月1日号
地域おこし協力隊活動報告
木と生きる。森町で芽吹いた三年間の軌跡 木を通して広がる人と地域のつながり
■小川航輝(フランソワ)Koki Ogawa
1994年生/フランス・レンヌ出身
フランスから日本へ渡り、札幌での仕事を経て森町へ。木育やカヌー製作、ミズナラ樽の挑戦など、地域材の可能性を軽やかに広げてきた。任期後も森町で木と生きる未来を描いている。
こんにちは。森町地域おこし協力隊の小川航輝です。
2023年2月に就任し、協力隊最終年の3年目を迎えました。
関わってくださった皆様のお陰で様々な活動ができたことを感謝いたします。
活動の中で任期終了後も森町で自走できるような生業、そして森町での新しい目標ができたので、これまでの活動と合わせて紹介いたします。
任期中の主な活動としては地域木材の普及啓発と新しい商品開発を行っておりました。地域木材の普及啓発という文脈では任期中を通して、駒ヶ岳に位置する「iroMori」や町内の各教育機関にて木育活動をしており、主にはものづくりから地域木材に関心や学びを得てもらえるような授業の企画や実施に携わってきました。
また、新しい商品開発という文脈では森町在住のカヌーづくり職人から技術を継承し、地域木材である道南スギを使ったカヌーを製作しました。製作にあたってクラウドファンディングも行い、「地域おこし協力隊クラウドファンディングアワード2023」では大賞を受賞しました。また、現在開発中のものとしては地域木材のミズナラを使った洋酒樽があります。
森町では古くから炭づくりの原料として使われているようにミズナラが一定以上に分布しておりますが、そのミズナラがナラ枯れという伝染病により、枯死してしまう現象が発生しています。
何十年と時間をかけて育ったミズナラが枯れてしまい、価値を失ってしまう現状を打破するため、ナラ枯れを抑制する森林づくり、そして育ったミズナラに高い付加価値をつけることのできる樽の製作に注力しています。道南地域では様々なワイナリーや蒸留所があり、地域木材を活用した樽に注目が集まっています。
森町の豊かな森林を守るための洋酒樽プロジェクトとして任期終了後も引き続き尽力してまいりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
iroMoriには色んな作品が!町民には無料で木工室を貸出します!
