- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道森町
- 広報紙名 : 広報もりまち No.248 令和7年11月1日号
森町国民健康保険病院では、町民の命を守る体制を強化するため、9月6日、大規模災害を想定した訓練を行いました。
訓練には、被災地での活動経験を持つ「災害派遣医療チーム(DMAT)」も参加。患者の搬送や応急処置、災害対策本部の立ち上げなど、緊迫感のある流れを一つひとつ確認しました。
医師・看護師はもちろん、事務職員も含め全員が持ち場を守り、町民の命を救うことを第一に考えて取り組む姿が印象的でした。日頃から真剣に備えているからこそ、災害時にも迅速に動ける体制が築かれています。
町長と病院長は「災害はいつ起こるかわかりません。町や関係機関と連携し、町民の皆さんが安心して暮らせるよう備えを整えてまいります」と語りました。
国保病院は、地域の「災害支援病院」として、これからも町民に寄り添い、命を守る砦としての役割を果たしていきます。
(1)救急処置訓練の様子(模擬患者を前に処置を行う医師と看護師)
(2)搬送と※トリアージ訓練(模擬患者を前に手順を確認)
※トリアージ…けが人や病人の重症度を見て、治療や搬送の優先順位を決めることです。限られた人手や医療資源の中で、できるだけ多くの命を救うための方法です。
(3)DMATとの合同会議(災害派遣医療チームと連携強化を図る様子)
(4)災害対策本部での協議(ホワイトボードを使い情報を整理する隊員たち)
