- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道黒松内町
- 広報紙名 : 広報くろまつない No.563 令和7年4月号
■〔3/1(土)〕白熱した試合の連続! 2024年度町民ミニバレーボール大会
町ソフトバレーボール協会主催の「2024年度町民ミニバレーボール大会」が総合体育館で開催されました。
5年ぶりの開催となった今大会には、13チーム、100名を越える参加者が集まり、熱戦を繰り広げました。
体育館に設置された4つのコートでは、中学生からシニア、日頃から練習に励んでいる方や運動不足気味の方など様々な方が参加し、好プレーには大きな歓声が、珍プレーには大きな笑いが起こるなど会場は大盛り上がり。
大会最後に行われた決勝戦では、勝ち上がった2チームが激戦を繰り広げ、会場からは大きな拍手が起こりました。
■〔3/1(土)〕令和6年度黒松内生物多様性保全奨励事業・成果発表会
町民センターで「令和6年度黒松内生物多様性保全奨励事業・成果発表会」が開催され、オンライン参加者を含め町内外から約40名が参加しました。
発表者は、令和6年度ブナセンター賞受賞者の深澤遊さん(東北大学)と、令和5年度ブナセンター賞受賞者の前田唯眞(ただまさ)さん(北海道大学)の2名。
深澤さんからは、ブナやミズナラの枯木を分解する「菌類」の種類を全国で比較することで、北限のブナ林の生物多様性や二酸化炭素を留める働きの特色を明らかにしようとする研究の計画が発表されました。
前田さんからは、黒松内のブナと東北のブナの「遺伝情報」を比較することで、黒松内のブナの先祖が辿ってきた歴史の新たな一面を明らかにする研究が報告されました。
■〔3/2(日)〕冬の黒松内フットパス~中央分水嶺を歩く第7弾~
黒松内フットパスクラブ主催の冬のフットパスイベント「中央分水嶺を歩く第7弾」が開催され、町内外から22名が参加しました。
中央分水嶺とは、降った雨が流れ込む先が日本海と太平洋のどちらになるかを分ける稜線(山の尾根)のことで、黒松内を通る中央分水嶺は日本で最も太平洋に近い分水嶺としても知られています。
当日は天候に恵まれ、絶好のフットパス日和の中、約6kmの道をスノーシューを履いて歩きました。
参加者は、分水嶺から見える静狩海岸の絶景に感動している様子でした。
■黒中3年生と校長先生が黒松内の絵本を作成!
黒松内中学校伊藤睦美校長と3年生25人が協力して絵本「くろまつないのくろまつない」を制作しました。
伊藤校長は「地元の原風景や魅力を子供たちならではの感性で再発見・再認識する機会になってほしい」との思いから、絵本の制作を企画。
黒松内の文化や自然、そこで営む人たちの生活などについて、「くろまつない」の6文字を頭文字にした言葉を、生徒からオンラインアンケートで募集。そこで集まった言葉に、伊藤校長が絵とストーリーをつけて今年の1月に完成しました。
伊藤校長は「参加した生徒がこの経験を活かして、自分たちがやりたいと思うことを想像し、それを実現する力をつけるきっかけになれば嬉しいですね」と話してくれました。
絵本はネットで販売されているほか、マナヴェールで読むことができますので是非御覧ください。