- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道ニセコ町
- 広報紙名 : 広報ニセコ 令和7年11月号
地域とともにある学校づくり
ニセコスタイルのコミュニティ・スクール
◆子どもたちのために具体的な成果を出す
9月29日に、ニセコ町のコミュニティ・スクールの活動を深化させることを目的に、第2回コミュニティ・スクール全体会を開催しました。旭川市立大学の出口寿久先生による講演を通じて、コミュニティ・スクールの基本的な意義と実践方法を再確認し、各学校が抱えるテーマで熟議を行いました。
◇幼児センター
全体の3分の1を占める外国人家庭との円滑なコミュニケーションが課題。言語の壁を越え、全家庭が安心できる環境を作るため、通訳など困った時に助けを求められる地域ボランティアの在り方について話し合われた。
◇ニセコ小学校
地域や高校生の協力で実施することができたアンヌプリ登山。この活動を継続するためのさまざまな課題について、学校運営協議会でも話をしていく。
◇近藤小学校
スクールバスを待つ間の児童の安全確保が課題に。子どもたちが安心して過ごせる居場所作りのため、見守りなどで地域のみなさんに関わってもらう必要性が議論された。
◇ニセコ中学校
英語教育の目標を「学力向上」と「コミュニケーション能力の育成」のどちらに置くべきか議論。自分の言葉で考えを伝え、多様な地域の人とつながる喜びを体験させることが重要ではないか、という意見が出された。
◇ニセコ高校
生徒の学習意欲を高め、進路選択の幅を広げる活動を充実させるため、運営協議会と連携し、より適切な情報発信を行う必要性が語られた。
「子どもたちのために具体的な成果を出す」という共通の目標に向かい、次の一歩につながる前向きな意見が多くありました。
問い合わせ:コミュニティ・スクール委員会事務局
【電話】0136-44-2101
