くらし 住民参加型防災訓練

9月28日、村ではじめてとなる住民参加型防災訓練を実施し、約70名の住民の皆さんに参加していただきました。また、本訓練には陸上自衛隊北部方面対舟艇対戦車隊にご協力いただきました。
本訓練は10時に防災広報無線、るすっぴーナビにて訓練開始の放送を流し、住民の方々に公民館へ移動してもらいました。公民館では、避難所開設の際に使用する資機材の設営訓練、陸上自衛隊による防災に関する講話、資機材や車両の展示を行ったほか、自衛隊が調理したカレーライスの炊出しも行いました。
参加していただいた方はもちろん、参加できなかった方も、いつ起きるかわからない災害に備え、非常食や避難用バッグの準備など出来ることから始めてみてください。

■防災講話
講師に、陸上自衛隊北部方面対舟艇対戦車隊松木一等陸尉を迎え、防災講話を行っていただきました。
講話では、「ハザードマップを確認すること」、「自助(自分や家族を守る準備をすること)・共助(地域、近所で助けあう)が大切」とのことでした。
村ではハザードマップや災害時の注意事項、避難所一覧等をまとめた「留寿都村防災ガイド」を作成し、村ホームページに掲載していますので、この機会に一度ご確認ください。ホームページを見ることができない方へは、企画観光課窓口で配布しています。

■避難所設備設置体験
役場職員の指示のもと、避難所で使用するルームテント及び段ボールベッドの組立てを体験していただきました。避難所を開設するのは災害発生時又は災害発生が予想されるときです。大雨、台風などの災害はある程度予想できるため、避難所設営は事前に役場職員で行えますが、地震や噴火などの災害は、突発的に発生するものであるため、事前の準備が行えません。このため、避難者にも避難所設営を手伝ってもらうことがあります。

■自衛隊資機材・車両展示・カレーライス
陸上自衛隊北部方面対舟艇対戦車隊が災害派遣時に使用する資機材及び車両の展示を行ったほか、車両の試乗体験も実施しました。普段間近で見ることができない車両等にこどもはもちろん、大人も楽しんでいました。
また、昼食として自衛隊調理のカレーライスを参加者に試食してもらいました。カレーライスの調理には虹の会の皆さんにも手伝っていただきました。参加者はおいしいカレーライスに満足そうでした。