文化 ミュージアム通信

■展覧会のお知らせ
▼第1展示室 小川原脩展「アジアの大地」
小川原脩は晩年、アジア―中国桂林・チベット・インドへ旅をし、鮮烈な印象を受けて作品を製作しました。悠々とした大地、人と動物たちが繰り広げる豊かな時間が紡がれる絵画世界をご覧ください。
会期:開催中~5月11日(日)

▼第2展示室 林雅治展「WORK土でつくるもの」
京都府出身で町内在住の作家・林雅治さんの陶による造形作品を展示します。長年にわたり研究を重ねた豊かな作品世界をお楽しみください。
会期:開催中~4月13日(日)

▽関連イベント「動く?!立体スケッチに挑戦」
スケッチからコマ撮りアニメーションを作ります。
日時:3月22日(土)10時~12時
会場:第2展示室※申込不要

■アート・イベントのお知らせ
▽土曜サロン おとなの手しごと(32)「オリジナルの包装紙を作ろう」
紙に絵を描いたり、写真を貼ったりしてデザインしたものをコピーしてラッピングペーパーを作ってみませんか。すてきなバッグも作れます。
日時:3月22日(土)14時~16時
会場:ロビー(無料)
講師:沼田絵美(副館長)、金澤逸子(学芸スタッフ)
定員:10名※要予約、高校生以上、親子可
予約受付:電話申込
【電話】21-4141

▽ロビー・ギャラリー
冬期間に「ロビー・ギャラリー」(町内や近隣町村で創作活動を行う作家・愛好家の展示)を開催します。
・成清北斗展(倶知安観光協会主催)3月8日(土)~23日(日)
・小前なおみ展3月24日(月)~4月13日(日)

詳しくは、町HPをご覧ください

■倶知安風土館のお知らせ
▽エントランス展示「倶知安の農業[ビート編]」
倶知安の風物詩であるじゃがいも畑ですが、輪作の大事なパートナーになっているのがビート(甜菜(てんさい))です。風土館が所蔵しているビート収穫道具を皮切りに、ビートという植物や砂糖の歴史、作り方などについて紹介します。皆さんのビートエピソードをぜひお寄せください。
会期:開催中
会場:1階エントランス(無料スペース)

▽年中行事「ひな人形」
会期:開催中~3月5日(水)(啓蟄(けいちつ))
会場:1階エントランス(無料スペース)、人文展示「すまう」

■美術館長から
表題は、このコラム枠が初掲載された平成27年7月号のもの。
当時の美術館長だった柴勤(しばつとむ)館長が、「しりべしミュージアムロード共同展」を紹介した記事が始まりでした。
令和4年に私が担当となってからは丸3年。美術にまつわる身近な事柄に目を向けるうちに、自分自身の興味や楽しみが広がり、新しい場所、知らなかった言葉との出会いもありました。
この経験を生かし、次回からは最も身近な場所である当美術館や風土館の魅力を、よりしっかりとお伝えしていきたいと考えていますので、どうぞご期待ください。
館長 福原秀和(ふくはらひでかず)

■小川原脩記念美術館
【電話】21-4141
観覧料:一般500円(400円)高校生300円(200円)小中学生100円(50円)

■倶知安風土館
【電話】22-6631
観覧料:一般200円(100円)高校生以下、美術館観覧者無料

開館時間は9時~17時
入館は16時30分まで
※( )内は10名以上の団体料金
3月の休館日:毎週火曜日