- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道倶知安町
- 広報紙名 : 広報くっちゃん 令和7(2025)年6月号
■ドローン活用実証実験道路などの点検に
道路点検などにドローンの活用を目指した実証実験が、5月8日(木)、9日(金)の二日間にわたって本町で実施されました。積雪による道路の損傷が課題である本町では、道路点検でドローンの活用が可能となれば、作業の大幅な効率化が見込まれるため、町はこの実証実験への協力を決めました。
この取り組みは、エアロセンス株式会社・KDDIスマートドローン株式会社・首都高速道路株式会社の3社合同で行われており、最長飛行距離50キロ、40分間の飛行が可能な垂直離着陸型固定翼(VTOL)ドローンが使用され、町道3箇所の約14キロの上空を飛行しました。
■経験者から学ぶ楽器・合奏レッスン
町周辺の中学校および高等学校の吹奏楽部などに所属する生徒が札幌大谷大学の講師や学生から楽器や合奏について学ぶ「倶知安町春季管弦打楽音楽クリニック」が、5月17日(土)・18日(日)に行われ、倶知安町と岩内町の5校から約150名が参加しました。
倶知安中学校で行われた一日目のパート実技講習では、楽器ごとに各教室に分かれて練習が行われました。大学生は伝え方に悩みながらも、音の出し方やつなげ方など楽器演奏における技術や、楽曲の中で意識すべきところなどを中高生に伝えました。中高生は、メモを取りながら真剣にアドバイスを聞き、練習に励みました。
二日目は、岩内地方文化センターで大隈教授による公開合奏指導が行われ、訪れた観客は音楽のハーモニーを楽しみました。
■実際に触れて体験してまちの自然や歴史を学ぶ
倶知安風土館では、体験を通じて地域の自然や歴史を学べるイベントを実施しています。6・7月に開催するイベントを紹介します。
(1)ふるさと探訪
軽登山や自然の中を散策して、自然や文化に触れて学びます。町外に飛び出し活動することもあります
(2)倶知安いきもの調査隊
「さわって、作って、学べる」をコンセプトに手先や体を使う体験型学習をします。テーマはさまざまで自然や歴史、食などがあります
(3)寺子屋ミュージアム
生き物の観察や記録を通して、地域の特徴を学びます。また、在来種を守るために外来種の駆除も行います。
倶知安風土館の情報は、毎月のミュージアム通信で紹介をしています。
詳しい内容は、同館までお問い合わせください。
▽6・7月の風土館イベント
※小学生低学年以下は保護者同伴
問合せ:倶知安風土館
【電話】22-6631
■河川の不法投棄を発見民間事業者が回収
3月、尻別川への不法投棄され散乱しているごみを発見したラフティング会社「ニセコウッカ」代表の太田千尋さんは、同業の仲間に声を掛けボランティアとして約300キロにも及ぶごみを二日間にわたって回収しました。回収したごみは、ペットボトルや弁当容器など一般家庭ごみで、町が清掃センターへ搬入しました。
町では4月16日(水)に不法投棄の回収を行った12名に感謝状を送り、町長から感謝の言葉が述べられました。