- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道栗山町
- 広報紙名 : 広報くりやま 令和7年11月号
■ごみは正しく捨てましょう
▽「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない」ことをご存じですか
日常生活の中では必ず廃棄物(ごみ)が出てしまいます。普段、私たちはごみや資源物を指定袋で決められた日にごみステーションに出して、快適な住環境を維持しています。
一方で、道路わきにペットボトルやタバコの吸い殻などが落ちているのが散見されます。
廃棄物処理法の第16条では「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない」と規定されており、違反した場合は罰則も定められています。
〇「みだりに」とは
簡単に言うと「正当な理由がないのに」といった意味です。以下の行為は捨てていい「正当な理由がない」ので「不法投棄」とされます。
・バス停にペットボトルを置いたままにする
・橋の下にごみ袋を捨てる
・他人の敷地に古タイヤを捨てるなど
廃棄物はきちんとご自身で処理し、外出先で出たごみも持ち帰りましょう。
〇もし私有地内にごみが捨てられたら
不法投棄をした者が特定できないことが多いため、土地の所有者が処分しなくてはならなくなってしまいます。予防策は、人が近づいたら光るライトやダミーの防犯カメラを設置する、こまめに草刈りをし見通しを良くするなどです。
今年4月から半年間の不法投棄は5件です。不法投棄された場所はさまざまですが、内容物から氏名などが判明した場合は警察署へ通報しています。
▽燃やせるごみ(生ごみ)の水分量を減らしましょう
千歳市の焼却施設に運んでいる「燃やせるごみ」のうち約40%が生ごみと推計されます。燃やすごみの量(重さ)は町が支払うごみ処理負担金の額に影響します。生ごみが含む水分は燃焼させるために多くの燃料を必要としますし、軽くなれば運搬経費も節減できます。町では生ごみの含有水分量を減らす「生ごみ処理機」や、たい肥化するための「コンポスト」の購入費補助を行っています。
詳しくは広報くりやま5月号の5ページに掲載していますので、ぜひご利用ください。
◇灯油用ホームタンクの点検はお済ですか
これからの季節は積雪によるホームタンクの転倒や、除排雪による灯油銅管の破損など、灯油が漏れる事故が多くなってきます。
灯油が漏れると火災のおそれのほか、土壌や地下水への汚染、さらに河川に流出してしまうと下流域でその水を使用する農作物や飲料水への被害が発生するなど、大きな損害を与える可能性があります。汚染した土壌の除去費用などの損害額の補償は灯油を流出させた方の責任になります。数十万から数百万円、多いときは数千万単位の請求が発生したこともあり、ホームタンクや配管の点検には充分な注意が必要です。
〈ホームタンクの点検ポイント〉
(1)灯油の残量が不自然に減っていませんか。
(2)ホームタンク本体に穴が開いていませんか。
(3)ストレーナカップや送油配管に穴やひび割れはありませんか。
(4)ホームタンクの足場はぐらついていませんか。
油漏れを発見したときは、火災防止のため速やかに消防署へ連絡してください。
問い合わせ:南空知消防組合消防署
【電話】72-0150
問い合わせ:環境生活課環境政策グループ
【電話】73-7511
