健康 保健師の健康小話~予防は治療に勝る~

■第58回 ケアラー支援について(担当:内田奈保子)
介護やお世話を必要とする家族や身近な人に、無償でケアを行う人のことを「ケアラー」と定義づけられています。家族に頼りにされる一方で周囲に悩みを理解されず、心身に負担を抱えている場合があります。

■ケアラーとは、例えばこのような人たちです
◎健康に不安のある高齢者が高齢者をケアしている。
◎アルコール・薬物依存やひきこもりなどの家族をケアしている。
◎仕事を辞めてひとりで親の介護をしている。
◎障害のある子どもを育てている。
◎仕事と介護で精一杯でほかに何もできない。

家事や家族のお世話をする中で不安を感じたり、困っていることがありませんか。小さなことでも一人で悩まず、相談してみませんか?

相談先:役場こども・くらし応援課高齢者支援係【電話】34-7031
こども未来・福祉係【電話】34-7030

特に18歳未満の「ヤングケアラー」は本人に自覚がない場合があるなど、支援が必要でも表面化しづらい傾向にあり、周囲が支援できる環境づくりが大切だと言われています。

◇ヤングケアラー専門相談窓口 『北海道ヤングケアラー相談サポートセンター』
【電話】0120-516-086(月~金曜日/午前8:45~午後5:30/通話無料)
【電話】080-4136-4129(24時間365日/通話料がかかります)
【mail】[email protected]

■10月の保健・介護予防行事
○男の料理教室
23日(木)10:30~12:30 公民館調理室

○認知症物忘れ相談
27日(月)10:00~11:30 碧水地域支えあいセンター
28日(火)10:00~11:30 ココワ研修室
※変更になる場合がありますので、防災無線等でご確認ください。