- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道北竜町
- 広報紙名 : 広報ほくりゅう 令和7年11月号
■定例会
令和7年第3回定例会は9月10日に招集され、提出された案件を審議し閉会いたしました。
◇委員会報告
▽総務産業常任委員会
調査期日:6月23日(月)
調査事項:株式会社北竜振興公社の経営状況について
調査結果:指摘事項なし
調査期日:7月17日(木)
調査事項:ひまわりの里の開花状況と運営状況について
調査結果:指摘事項なし
調査期日:8月28日(木)
調査事項:建設工事の施行状況について
調査結果:指摘事項なし
◇同意
○教育長の任命について
田中 佳樹氏(再)
○教育委員会委員の任命について
三上 公昌氏(再)
○公平委員会委員の選任について
谷本 光氏(新)
○監査委員の選任について
議会議員選任 沖野 学
◇原案可決
○北海道市町村総合事務組合規約の一部変更について
○北海道市町村職員退職手当組合規約の一部変更について
○北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の一部変更について
○北竜町技師等就業資金貸付条例の制定について
○北竜町介護福祉士修学資金貸付条例の一部改正について
○令和7年度北竜町一般会計補正予算(第2号)について
○令和7年度北竜町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について
○令和7年度北竜町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について
○令和7年度北竜町介護保険特別会計補正予算(第1号)について
○令和7年度北竜町農業集落排水事業及び個別排水処理事業会計補正予算(第2号)について
○令和7年度北竜町簡易水道事業会計補正予算(第1号)について
○(仮称)ひまわり住宅A棟建設工事請負契約の締結について
◇認定
○令和6年度北竜町一般会計外5会計(国保・診療所・後期高齢・介護・特老)の歳入歳出決算認定と令和6年度北竜町農業集落排水事業及び個別排水処理事業会計決算認定と令和6年度北竜町簡易水道事業会計決算認定について
決算審査特別委員会(尾﨑圭子委員長)を設置し、その審査を付託、休会中に審査を行い認定されました。
◇意見書提出
次の意見書を可決し、関係省庁に送付いたしました。
○国土強靱化に資する道路の整備等に関する意見書
■一般質問
9月10日に開会された第3回定例会では、7名の議員から9件の一般質問がありました。
◆澤田議員
小中学校の管理者住宅の機能改善について
◇澤田議員
ここ数年、温暖化による気温上昇が顕著になり、北竜町では早い段階で教室にエアコンが設置され、昨年には教職員室にも設置された。一方、小中学校の校長教頭先生は管理者として町内に居住しなければならないが、現在、校長教頭住宅にはエアコンの設置はない。2年から3年の任期で、自分で設置するのは現実的ではない。
学校環境だけでなく、住環境を整備し、良い環境をアピールしていくことが良い人材を呼び込む事に繋がっていくと思うが、理事者の考えを伺いたい。
◇田中教育長
近年、道教委では管理職のなり手不足が課題となっており、理由の一つに公宅への入居や学校所在地への移住をしなければならず、単身赴任等による経済的負担が大きくなっている事もあるので柔軟な対応が求められている。
本町でも令和8年度より校長については移住を求めるが、教頭については60分以内の通勤を可能とする。
◇佐々木町長
義務教育学校の開校に伴い、住宅の建替えも考えている。本町に移住を希望される教頭先生もいるので、計画的に推進をしていきたい。
◇澤田議員
民間事業者のアパートではエアコンは備え付けの所は多いと聞くが、建替えの際には設置するのか。
◇佐々木町長
建替えの際には冷暖房のエアコンを計画し、教育長とも相談し教頭先生も住んでもらえる施策を考える。また、教職員の方々も住んでもらえるようにも考えていく。
◆澤田議員
新しい学校教育に於けるALTの採用のあり方について
◇澤田議員
北竜町で長年にわたりALTとして活躍されている方について、単なる外国語指導助手という立場を超え町内に居住され、町民とも深く慣れ親しみ各種活動や町の諸行事にも積極的に参加されており、まさにボランティア的に尽力されている大変貴重な存在と考える。
今後、町が進める義務教育学校の開設に向けてALTの方を教育委員会職員として採用し、安定的な雇用環境を整え保育園から小中学校、更に一般町民への外国語教育の充実強化を図るべきと考えるが、理事者の考えを伺う。
◇佐々木町長
現在のALTは地域にとって貴重な存在であると認識をしているが、直接雇用には様々な制限と課題があるため、当面については現状の派遣契約を継続する。
町が直接的雇用する場合、派遣会社が育成・指導に要した経費を町で負担しなければならないことや、病気等の自己都合による長期離脱した場合、代替要員を町独自で確保しなければならず、速やかな確保が困難になるリスクがあるが、派遣契約の場合では迅速な代替が可能である。
令和7年度の北竜町教育行政方針に基づき、令和9年度から研究開発校の指定を目指して英語に親しむ「英会話科」の新設に向けて外国語指導助手の増員を考えており、学校や保育園、一般町民との交流を通じて幅広い活用を計画的に実施していく予定でいるので、その導入段階において多様な雇用方法を視野に入れながら、安定的な雇用の実現を目指している。
