くらし 第3回町議会定例会 行政報告

令和7年第3回町議会定例会が9月9日に招集され、町長および教育長から行政一般報告がされました。概要をお知らせします。

■町長行政一般報告
◇諸工事の発注及び進捗状況
令和7年度諸工事の発注状況は、別表をご覧ください

[別表]諸工事の発注状況(令和7年5月30日から8月15日まで)
(単位:円)

◇観光施設の利用状況
グリーンパークぴっぷは、4月29日のオープン以降、順調に営業していましたが、クマの出没により、7月18日から8月6日までの20日間、および8月21日から9月6日までの17日間、臨時休業する措置をとりました。
来場者の安全確保のためやむを得ない休業と考えますが、予定されていたパークゴルフ大会や団体利用も中止とし、夏休み中はキャンプ場も多くの予約がありましたが、キャンセルをお願いするなど、大きな影響がありました。
8月31日現在のパークゴルフ場の利用者は昨年より1、181人少ない3、202人で、収入は110万2千円となり、前年同期より27万9千円少ない79・8%となりました。
キャンプ場については、週末、ご家族での利用を中心に大変にぎわっていますが、利用者は昨年より649人少ない110、9人で、収入は52万9千円となり、前年同期より20万3千円少ない72・3%となりました。
残りのシーズンも、引き続きコースや施設管理の徹底と、今後の大会などの円滑な運営に努め、天候上可能であれば、例年どおり11月上旬頃まで営業し、利用者の増加につなげます。
遊湯ぴっぷは、8月末までの入館者数は34、886人で、対前年比82・0%となりました。
コロナ明けの観光需用が落ち着きつつあることから、日帰り宴会や休憩室など、飲食を伴う利用が増加傾向ですが、グリーンパークぴっぷの臨時休業に加え、衛生機器の点検整備のため大浴場の利用を一部制限したことにより、入浴者数が大きく減少しました。
現在は、グリーンパークぴっぷ、遊湯ぴっぷともに通常どおりの営業を行っています。今後は営業活動を強化するなど、指定管理者とともに、さらなる集客に努めます。

◇農作物の生育状況
上川総合振興局が発表した9月1日現在の生育状況では、水稲は平年より9日早く進んでいます。
町内では8月29日から稲刈り作業が始まり、農協ライスファクトリーは、9月1日から受け入れを開始しています。
収穫作業期間中は、作業に適した天候が続くことを期待し、各農作物に被害がなく、良質で豊かな出来秋となることを願います。
また、8月下旬からの降雨などにより倒伏した稲が見受けられますので、農作業事故が起きないよう、皆さんの安全を願います。

■教育行政一般報告
◇学校教育活動
学校は8月21日から2学期が始まりましたが、28日間の夏休みは事故もなく、子どもたちは元気に過ごしたようです。2学期も学校行事や教育活動を通し、経験や体験を多く積んで、さらにたくましく成長してほしいです。
後期課程の中体連は、6月20日・21日に地区大会、7月4日・5日に上川代表決定戦が行われました。野球・卓球・ソフトテニス・バスケットボール・剣道、それぞれの種目で全力で試合に臨んでいました。
全道大会には、ソフトテニス部所属の9年生・平尾紅葉さんと古川那奈さん、女子バレーボールクラブ「ALBALIZE(アルバライズ)」所属の7年生・丸山聖奈さんと巻あおいさんが出場し、大いに健闘しました。

◇比布中央学校の視察
7月9日に枝幸町議会議員の皆さん10人、7月29日に羽幌町教育委員会・学校管理職の皆さん8人が視察に来られました。
義務教育学校に至る経緯や現状、課題について説明した後、校長・教頭から義務教育活動の利点を生かした教育活動の紹介と校舎内を案内しました。
9月17日に北海道教育委員会の教育指導監が視察に来られる予定です。

◇教育委員会の主な事業
夏休みの思い出づくりの一環として、8日5日から8日まで「まなび場ぴっぷ」を開催し、児童生徒や高校生、計36人が参加しました。
道内外から集まった大学生や社会人の皆さんと一緒に勉強したり、体験学習に参加したり、日々の悩みに向きあったり、将来について考えてたりなど、自らの良さや可能性を認識する良い機会となったようです。

◇子どもたちの活躍
比布町ソフトテニス少年団所属の6年生・佐藤茜さんと稲場絢凪さんは、8月1日から茨城県で開催された「第 42回全日本小学生ソフトテニス選手権大会」に出場し、大いに健闘しました。
比布町剣道スポーツ少年団所属の9年生・堺彪真さんと畠山仁さん、8年生の寒河江冴六さんは、7月30日に東京都で開催された「第59回全国道場少年剣道大会」に出場し、大いに健闘しました。
旭川北稜球団所属の9年生・藤本煌叶さんは、8月8日から長野県で開催された「第14回日本リトルシニア東日本選抜野球大会」に出場し、大いに健闘しました。
JBC札幌所属の9年生・山口愛結さんは、8月9日から東京都で開催された「第23回全日本女子軟式野球学生選手権大会」に出場し、大いに健闘しました。
ペン遊会所属の8年生・佐藤緑さんと大島こなつさんは、「第88回全日本ペン書道展」児童・生徒の部において、佐藤さんは日本書写技能検定協会理事長賞、大島さんは準大賞を受賞し、8月2日に東京都で行われた表彰式に出席しました。
比布将棋倶楽部ジュニア所属の8年生・梅澤満喜さんは、9月13日に石川県で開催される「北海道・北陸ジュニア竜王戦」と、11月8日に東京都で開催される「第14回J:COM杯3月のライオン将棋大会」に出場予定で、健闘を祈ります。

◎町から提案した主な議案
〇教育委員会委員の任命について 他14件