子育て 令和6年度 全国体力・運動能力・運動習慣等調査の結果について

和寒町教育委員会

令和6年度全国体力・運動能力・運動習慣等調査が、全国の小学校5年生と中学校2年生を対象に行われ令和7年1月に調査結果が公表されました。この調査は、児童生徒の体力・運動能力や運動習慣の向上に関する学校や教育関係機関の取組の成果と課題を検証し、改善を図るために実施されているものです。

和寒町の児童生徒の実技調査の結果については、小学校・中学校の女子の結果が、全種目で全国平均を上回りました。男子については、小中学校ともに、体力合計得点はほぼ全国平均でした。小学校男子の「ボール投げ」中学校男子の「握力」は全国平均を大きく上回りました。
運動習慣、生活習慣等の調査では「体育の授業が楽しい」「体力や運動能力の向上について自分なりの目標を立てている」と回答した児童生徒の割合が小中学校ともに全国平均を上回りました。全国調査で課題となっていた体育の授業以外の運動時間についての設問では、小学校、中学校の女子は、全国平均の運動時間を上回っていました。
また、スクリーンタイムの設問では、全国では3時間以上と回答した児童生徒の割合が調査を開始した平成28年以降最も高い割合でしたが、和寒では「2時間以内」と回答した児童生徒の割合が小学校女子と中学校男子で全国平均よりも上回りました。
これらの結果を参考に、和寒小学校・和寒中学校では、児童生徒の体力向上や生活習慣改善へ向けた取組を進めていきます。

※スクリーンタイムとは…スマホ等の視聴時間のこと

*網かけの数字は、全国平均を上回った種目です。