くらし 令和7年度 予算の概要

表1.各会計別の予算額

各予算額の金額は、千円の位を切りすてているため、それぞれの合計額と総額は異なります。
ただし、各割合(%)は、千円以下の位を含めたものとなっています。

■中川町全体の予算額 52億5,016万円
中川町の会計は、町民生活全般にわたる基本的な経費を網羅した「一般会計」と、特定事業を経理する「特別会計」、独立採算の原則により特定の事業を経理する「公営企業会計」に分けられます。特別会計は、「国民健康保険特別会計」などの3会計を、公営企業会計は「簡易水道事業会計」など2つの会計を設置しています。
令和7年度の予算概要につきましては、一般会計と3特別会計、2公営企業会計の総額は、52億5,016万円で、令和6年度当初予算の総額50億7,361万円と比較しますと1億7,655万円、3・5%の増となります。
一般会計につきましては41億3,100万円で、令和6年度予算と比較しますと1億3,200万円、3・3%の増となります。これは国の進める行政システムの標準化や、老朽化した施設の営繕にかかる費用の増加によるものです。

図.一般会計予算額

表2.一般会計[歳入]

表3.一般会計[歳出]

■第8次中川町総合計画と中川町まち・ひと・しごと創生総合戦略を確実に推進するために
令和7年度予算においては「経常経費は前年度を超えないことを目標に計上する」「臨時経費は事務事業評価を活用し一般財源による支出を削減する」「事業期間の適正な設定及び管理によるスクラップアンドビルド(※)やPDCAサイクル(※)の確立」「総合計画(総合戦略)と論理的に整合したKPIの設定」など、各課で創意工夫の取り組みを実施するとともに、受益者の立場に立ち事業の質の改善・向上を検討し、「最少の費用で最大の効果」をあげられるよう新年度予算の編成に努めました。
一般会計における町債現在高は、元金償還額より新規借り入れ額を抑制してきていることから減少傾向となっています。新規借り入れにおいては償還額の7割が実質的に地方交付税に算入される過疎対策事業債など、将来の負担を抑えるべく財政的に有利な町債を基本に借り入れを行っています。

※スクラップアンドビルド
非効率な行政機構などを廃止して新しいものに置き換えて効率化を実現すること。

※PDCAサイクル
計画、実行、評価、改善を繰り返すことによって、業務を継続的に改善していく手法。