- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道天塩町
- 広報紙名 : 広報てしお 2025年9月号
●レスリング少年団 全国大会へ出場
天塩ちびっ子レスリング少年団の団員4名は、7月25~27日に国立代々木体育館(東京都)で開催された「第42回全国少年少女レスリング選手権大会」に出場しました。大会を翌週に控えた7月18日、吉田町長のもとを訪れた団員らは「1つでも多く勝ちたい」と意気込みを語りました。
※詳しくは本紙をご覧ください。
●管内連合チーム 全国大会へ
7月29日から知内町で開催された「令和7年度北海道中学校体育大会・第76回北海道中学校軟式野球大会」で、管内連合チーム「羽幌フェニックスミドル」が準優勝をおさめ、8月18日から佐賀県で開催される「第47回全国中学校軟式野球大会」への切符を手にしました。8月12日、同チームに所属している天塩中学校1年生の宍戸皓哉(こうや)さんと中岡憂莉(ゆうり)さんが吉田町長に出場報告を行い、宍戸さんは「北海道の代表として悔いの残らないように楽しくプレーしたい」、中岡さんは「全国ベスト4を目標に、最後まで全力プレーで頑張りたい」と話しました。
●走って笑って ふれあい大運動会
7月30日、町内の高齢者を対象とした「ふれあい大運動会」が鏡沼海浜公園で開催され、60代から90代までの49名が参加しました。
ラジオ体操を行った後赤組と白組に分かれ、しゃもじを使ってお手玉を運ぶ競技やタオルを使っての玉入れ、パン食い競走やバケツリレーなどで得点を競い合いました。ストラックアウトではボールが高得点の位置に命中すると歓声が上がり、仲間の健闘をねぎらいながら終始和気あいあいと楽しむ姿が見られました。閉会式の後はバーベキューハウスに集まり、天塩町赤十字奉仕団が炊き出し訓練を兼ねて用意した白飯と、ジンギスカン等を囲み交流しました。
●河川公園木柵塗装・海岸清掃
8月2日、NPO法人天塩川を清流にする会主催による天塩川河川公園防護柵塗装と海岸清掃を行い会員・町民40名(うち在住外国人13名)が参加しました。翌日に天塩川カヌー大会「ダウン・ザ・テッシ・オ・ペッ2025」でゴール地点となる8丁目・カヌーポート付近の河川公園防護柵を塗装し、海岸清掃では天塩港南側の海岸で漂着したペットボトルなどのプラスチックゴミ類を主に総量約100kgのゴミを収集しました。参加した町内建設会社に勤務するミャンマー人のス・ピエ・サンディ・チョーさんは「このような体験をしたのは初めてで、また、町の人とも交流できてよかったです」と感想を語りました。
●追悼と平和の祈り 戦没者追悼式
本年は、日本の終戦から80年を迎える節目の年です。8月12日、社会福祉会館で天塩町戦没者追悼式が挙行されました。戦没者の遺族9名をはじめ、町長・副町長・教育長・町議会議員・町民など合わせて約50名が出席し、先の大戦で亡くなられた方々を追悼しました。
閉式ののち、天塩川河川公園で天塩町遺族会(事務局:天塩町社会福祉協議会)主催による「灯篭流し」が行われ、集まった遺族や町民らは、戦没者や先祖への思いを込めた灯篭を川へ流して供養しました。