- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道浦河町
- 広報紙名 : 広報うらかわ 令和6年12月号
■ハロウィンの仮装と絵本を親子で楽しみました
図書館が主催する読書週間事業「あかちゃん絵本ひろば特別編~おひるねアートと時々絵本~」が10月16日に開かれ、親子連れ10組以上が参加しました。
このイベントは、参加者が図書に触れてもらうことで、読書を推進することを目的に開催されたもの。会場では、子ども向けの絵本が多数用意されたほか、ハロウィンらしい仮装や小道具を使って子どもを撮影できるスポットが設置され、参加者同士で交流しながら絵本や撮影を楽しみました。
■SDGsイベント「うらかわマルシェ」が初開催
浦河商工会議所青年部(上埜友介会長)が主催するSDGsイベント「うらかわマルシェ」が10月20日にうらかわ優駿ビレッジAERUで開かれ、多くの方で賑わいを見せました。同イベントは今回が初開催で、「フリーマーケット」「職業体験」「食」を通してSDGsについて楽しみながら学ぶことを目的に開催され、会場ではアクセサリーの手作り体験などが行われたほか、プラスチック容器の使用や食品添加物の使用を抑えたキッチンカーが出店しました。
■手塚組へ地域貢献作業に対する感謝状を贈呈
株式会社手塚組(北上鉄人代表取締役社長)の地域貢献作業に対して、10月28日に感謝状の贈呈を行いました。
感謝状は、うらかわ優駿ビレッジAERUパークゴルフ場内の階段の補修整備作業に贈られ、作業を担当した同社の工事部主任の福田優也さんは「例年、AERUの桜並木の整備などに協力しており、パークゴルフ場の階段に傷みがあることを伺ったことから、ご高齢の方でも安全にプレーを楽しんでもらえるよう作業させていただいた」と話していました。
■東部保育所の園児が横断歩道の渡り方を学びました
10月30日に東部小学校前の横断歩道で、浦河町交通安全推進協議会が主催の交通安全教室が開かれ、東部保育所の園児5人が参加し、浦河警察署員や浦河自動車学校教諭を講師に横断歩道の歩き方を学びました。
園児らは一人ひとり信号機のボタンを押し、安全を確認して横断歩道を渡りました。講評で講師らは「車が来てないか確認して渡ることができていた。大きくなっても渡り方を忘れないで」と話し、園児らは元気に「はい!」と答えていました。
■第50回うらかわ消費生活展が開催されました
浦河消費者協会と浦河町消費生活センターが共催する「第50回うらかわ消費生活展」が、10月31日に総合文化会館で開かれ、町内外より多くの人が訪れました。
会場ではフリーマーケットや各種相談、消費者へ環境問題や詐欺防止などについて啓発するパネルが展示されました。
消費生活展は午前11時の開始前から待ちわびる人で行列ができ、開場から10分ほどで200人以上の方が来場。買い物を終えた来場者は満足そうな様子で帰っていきました。
■決意新たに、浦河赤十字看護専門学校で戴帽式
浦河赤十字看護専門学校(大柏秀樹校長)の第35回戴帽式が11月1日、浦河赤十字病院で開かれ、7人の1年生が看護師への道を進む決意を新たにしました。
戴帽式は、今春に入学した学生らが看護師としての志を新たにすることを目的に行われるもので、学生を代表して誓いの言葉を述べた中村美羽さんは「医療ドラマのコード・ブルーを観たことがきっかけで看護師になりたいと思った。常に患者さんに寄り添えるような看護師になりたい」と話しました。
■学徒援農が繋ぐ縁福岡県小倉南高校との交流
戦時中、福岡県立小倉南高等学校の前身、小倉園芸学校の生徒が学徒援農で浦河町に派遣され、当時の援農生が平成10年に浦河町に訪問したことをきっかけに始まっていた小倉南高校との交流の一環で、浦河高校の生徒ら16人が福岡県北九州市を訪れ、小倉南高校の生徒らと交流したほか周辺の地域を視察研修しました。
昨年8月には小倉南高校の生徒が浦河町を訪問し、援農に縁のある施設の見学や関係者、浦河高生らと交流しています。
今回が初実施となった視察研修では、小倉南高校の授業への参加や浦河高校の総合探求の授業で研究した内容を小倉南高校生徒とグループ学習をしたほか、小倉城、太宰府天満宮、九州国立博物館などを見学し、地域間の違いや地域づくりに関する視点を学習しました。
参加した浦河高校1年の桑田颯護さんは「道外の高校との交流によって、交流先の生徒の勉強意識を知ることができ、自分の今の立ち位置について把握することができた。今後は多くの知識を身につけるために、日々の勉強と浦河高校の課題研究に力を入れていきたい」と話していました。