くらし ニュースフラッシュ

■セプテンバーセール2025 静内農業高校生産馬2頭を上場
日高軽種馬農業共同組合(古川雅且(まさかつ)代表理事組合長)主催のサラブレッド1歳馬競り市「セプテンバーセール2025」が9月15日から17日の3日間、北海道市場(静内神森)で開かれ、534頭が上場し、売却総額は21億円を超えました。
9月16日には、静内農業高校の生徒が生産・育成した2頭が上場し、「アツコ2024」が352万円、「ナリタトップスター2024」が935万円で落札され、生徒らは「落札されて安心した。レースに勝ってたくさんの方に知ってもらいたい」と笑顔で話しました。

■林業出前授業 森林の果たす役割を学ぶ
9月17日に高静小学校で、6年生66人を対象に林業の出前授業が行われました。
授業では、「林業ってどんな仕事?」をテーマに、植林や伐採作業、林業の担い手対策や機械化などについて学んだほか、チェンソー用の防護用ヘルメットなど現場で使われている道具を見学しました。授業の最後には校庭で町緑化推進委員会提供のツツジの植樹を実施。
児童は「森林は空気をきれいにしてくれて、人にも動物にも良い影響があることを知った。木が育つ時間はかなり長いので、森林を大切にしていきたい」と話しました。

■秋の交通安全町民のつどい 交通事故死ゼロを目指す日
「交通事故死ゼロを目指す日」秋の交通安全町民のつどいが9月30日に公民館で開かれ約80人が参加しました。
この運動は、交通安全関係機関や町民の方々が参加し、家庭や地域をあげて交通事故死を撲滅し安全で安心な車社会を実現するために開催。
町老人クラブ連合会藤江龍弘(たつひろ)会長は「車を運転する時は、周囲に気を配り、譲り合いの精神で運転します」と決意宣言しました。
また、つどい終了後には、国道において「人の波」セーフティーコール運動を実施し、交通事故防止を呼びかけました。

■日高の秋の味覚を給食に ブランドサケ「銀聖(ぎんせい)」を堪能
子どもたちに日高産秋サケの味覚と漁業に触れてもらうことを目的に、日高定置漁業者組合から寄贈されたブランドサケ「銀聖」が、10月3日の町内小・中学校の給食に塩焼きとして提供されました。
銀聖として市場に出回るのは、日高沖で水揚げされるサケの中でも重さが3・5キロ以上で、鮮度が良いもののみとされており、100本中5本程度と希少。
朝から銀聖を楽しみにしていた三石小学校の児童は「いつも給食で出てくるサケより大きくて、おかわりして食べたいくらいおいしい」と笑顔で頬張りました。

■高校生が「子育て」を学ぶ 赤ちゃん触れ合い体験
10月8日に静内高校で赤ちゃん触れ合い体験が開かれ、「保育基礎」を受講している3年生21人と新ひだか町・新冠町の親子12組が参加しました。
生徒はグループごとに遊んでいる赤ちゃんを囲みながら、お母さん・お父さんに子育てで幸せを感じる瞬間やどんな表情で子どもに接したら良いかなどを質問。赤ちゃんを抱っこする際は緊張しつつも、そのかわいさに笑みがこぼれていました。
参加した母親は「自分も愛情を受けて育ってきたことを改めて感じながら、すてきな大人になってほしい」と話しました。

■元日本代表から走りを学ぶ シベチャリ陸上教室
10月11日に静内高校のグラウンドでシベチャリ陸上教室が開かれ、町内の小学4年生から高校生まで23人が参加しました。
今回の教室は、元女子100メートル日本代表で北翔大学陸上競技部監督の北風沙織(さおり)さんを特別講師に迎え、カラーマーカーやミニハードルを使った運動プログラムを実施。走りの基礎となる体の動かし方を学びました。
また、翌日12日に開かれた「第50回シベチャリ駅伝大会」にも北風さんが登場。かけっこ競争に参加した小学1・2年生15人と一緒にみゆき通りを駆け抜け、沿道からは声援が送られました。