くらし 帯広大谷短期大学連載 つながるちから 第90回

■暮らしを支えられる専門職へ

社会福祉科介護福祉専攻
1年 中田 瑠希也(るきや)

高校時代、私は将来の夢がなく悩んでおり、そんな私に母が職場見学をさせてくれました。母は看護師としてデイサービスで働いており、そこで初めて福祉の現場を見て、人の役に立てる仕事の素晴らしさを知りました。それがきっかけとなり、短大で介護福祉について学ぶことを決めました。
地元の中標津から離れ、慣れない土地で始まった一人暮らしや専門的な学びなど、さまざまな不安や孤独から落ち込むこともありました。それでも新しくできた友人や先生に支えられ、前期の課題や試験をやり遂げ、とても充実した生活を送っています。
介護福祉専攻では学内授業を通じて専門的知識や技術を身に付けるだけでなく、社会福祉協議会のコミサポカフェをはじめとした地域の学びなど、福祉に関する幅広い分野について学んでいます。
これから初めての実習に臨みますが、今後は介護福祉士の資格取得はもちろんのこと、社会福祉士としてさまざまな人の暮らしを支えることを目標とし、日々努力していきたいと思います。